ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

二度と食わない。餃子の王将「辛い!冷し中華」。

2021-06-14 19:05:00 | うまいもん
先日の今月限定「辛い担々麺」が失敗に終わったので、今度はこちらに挑戦。

「辛い!冷し中華」だ。
税込み858円もするので、多少勇気はいるのだがどうせならしっかり食べたいので110円増しの大盛りにチャレンジ。

随分待たされたが、無事着丼。

ビジュアルは良い。
焼豚、錦糸玉子、きゅうり、カニカマ…

よく混ぜて、箸を上げてみる。

この時にイヤな予感がしたのだが、当たってしまった。
箸を入れた瞬間のグジュッとした感覚。
ひと口運んだ瞬間、あまりの麺の柔らかさにブッ飛んでしまった。

私はすぐに店員を呼びつけ
「兄ちゃん!コレ、茹ですぎちゃう?食べてみぃ!」
と指摘した。
店員は「すみません!すぐ作り直します」と下がろうとしたのだが、私の口にはひと口めですぐにわかったタレの味が残っており、そのマズさに完全に戦意を喪失したため
「もう大盛りじゃなくて、普通サイズにして下さい」。

作り直しが、こちら。

そんなに変わらないが、さっき大盛りを見たばかりなのでショボさが際立つ。

よく混ぜて、再度箸を上げてみる。


うん、今度はちゃんと茹でられているが…

おいしくない。
単に砕かれた唐辛子が種ごとまぶされているだけで、そのベースとなる味が皆無なのだ。
これは私の持論だが、辛い料理を作る時はそのベースとして甘さや酸味が不可欠。
辛いカレーほど、野菜や果物の甘みが支えてくれないとウマくないのである。

そこへ行くとこの冷し中華は、単に唐辛子で辛いだけで何の味もしない。
申し訳ないが、茹でて氷水でシメた麺にそのまま唐辛子をまぶして食っているのと変わらないくらいに味がない。
王将の社内で新商品の開発・試食は絶えず行われているのだろうが、正直辛い料理に興味のない社員が作ったとしか思えない。
もしくは、辛いもん好きの社員の味覚が疑わしいか。
前回の担々麺と今回の冷し中華で、残念ながらそれを確信してしまった。
つくづく、餃子の王将では定番メニュウしか食ってはいけない…