葉月も23日「処暑」に入り、
ようやく朝晩涼しくなってきました。
奈良ではお盆そして地蔵盆も過ぎ、空には秋の装いの雲が・・・
72候では『
綿柎開(わたのはなしべひらく)』頃
綿を包むガクが開き始める、すなわち
綿の実がはじけて白いふわふわが顔をのぞかせる
そんなすてきな候なのですね。
床の間のしつらえも、綿を使いたいのですが・・・
大きすぎて使いづらくて二種の木槿、萩とトクサを
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6c/a5/e3e9c955552c78a7e735ec58e49d049f_s.jpg)
トクサの茎の先端にツクシの頭部のような胞子葉群が。
盆過ぎからのお稽古の菓子は
『
撫子きんとん』を作っておりましたが、
候に倣い『
綿の花しべきんとん』にしましょう。
いかがでしょうか。