薬師寺にも会津八一の歌碑が西塔の横にあり、
東塔が修理中、イメージが湧きませんが、ご紹介します。
すゐえん の あま つ をとめ が ころもで の
ひま にも すめる あき の そら かな
(水煙の 天つ乙女が 衣手の
ひまにも澄める 秋の空かな)
東塔の水煙に彫られた天女たち、音楽を奏でて
飛翔する彼女たちの衣の袖の間にさえ、
美しく澄んだ青い秋の空が見えるではないか。
実際は塔は高く水煙の暇などは見えませんが、
作者の絶妙な美的想像力で創り出されております。
西塔ですが、雰囲気だけでも
透かし彫りの『火炎』の中に飛翔する天女が
彫りこまれており、今は水煙と呼びますが、
明治頃に、『火炎』の火の字を嫌い、水煙となりました。
佐々木信綱も東塔の歌を詠んでおりますが?
行く秋の 大和の国の 薬師寺の
塔の上なる ひとひらの雲
想像力をかきたてる会津八一の歌碑を見ながら、
金堂の薬師如来様にもご挨拶をせなば、帰れません。
外から
ほほ笑みに、うっとりしながら、
東の隅にひっそりと佇む東院堂へ
外から
白鳳仏を代表する国宝の聖観世音菩薩が安置されており、
あまりにも薬師如来様が有名すぎて、陰に隠れておられます。
四方には鎌倉時代の四天王像が守護され、
お堂を訪れる人は少なく、優雅な時が過ごせますよ。
東塔が修理中、イメージが湧きませんが、ご紹介します。
すゐえん の あま つ をとめ が ころもで の
ひま にも すめる あき の そら かな
(水煙の 天つ乙女が 衣手の
ひまにも澄める 秋の空かな)
東塔の水煙に彫られた天女たち、音楽を奏でて
飛翔する彼女たちの衣の袖の間にさえ、
美しく澄んだ青い秋の空が見えるではないか。
実際は塔は高く水煙の暇などは見えませんが、
作者の絶妙な美的想像力で創り出されております。
西塔ですが、雰囲気だけでも
透かし彫りの『火炎』の中に飛翔する天女が
彫りこまれており、今は水煙と呼びますが、
明治頃に、『火炎』の火の字を嫌い、水煙となりました。
佐々木信綱も東塔の歌を詠んでおりますが?
行く秋の 大和の国の 薬師寺の
塔の上なる ひとひらの雲
想像力をかきたてる会津八一の歌碑を見ながら、
金堂の薬師如来様にもご挨拶をせなば、帰れません。
外から
ほほ笑みに、うっとりしながら、
東の隅にひっそりと佇む東院堂へ
外から
白鳳仏を代表する国宝の聖観世音菩薩が安置されており、
あまりにも薬師如来様が有名すぎて、陰に隠れておられます。
四方には鎌倉時代の四天王像が守護され、
お堂を訪れる人は少なく、優雅な時が過ごせますよ。
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