酷寒の二月(如月)のお点前『大炉』は、裏千家玄々斎により
囲炉裏から考案されたもの、通常の炉は一尺四寸(42.4㎝)、
大炉では一尺八寸(54.5㎝)と大きく、当然
火の熾りがよく、広蓋の釜から湯気は格別ですね。
大炉のお稽古には、金団で源平咲き分け「紅白梅」をイメ-ジし
『此花』と銘をつけました。
大炉逆勝手、稽古の短冊は『直心是道場』がしっくりいくかな?と。
これは維摩経の中での「唯摩居士(ゆいまこじ)」と
光厳童子(こうごんどうじ)の問答、で最後の言葉
「直心是道場 無虚假故」からです。
〝「直心」すなわち素直な心をもって精進修行すれば、
天地到るところが道場であり、修行の場所ならざるはないという 〝
帛紗を右につけて
左足で立って右足敷板いっぱいいっぱいに進め
左足から上がっていきます。
建水はお客様から遠い手右手で持ちますが、
利き手で持つのになぜか持ちにくい。
お福さんも笑って・・・。
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