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昨日の稽古は
朝は、真の炭で正客をさせて頂き、真の行台子に
昼から『且座の式』を亭主二人(東、半東)、客三人、
次客が花を入れ、三客が炭を置き、正客が香を。
嬉しかったのは、風炉灰の扱いを教えていただいたことです。
この季節は灰が湿っているのでよいのですが、
灰匙が上手く立たないことがあり、本当に困っておりました。
このようにすれば、良いのだそうです。
⇒
自宅で復習
また珍しいお道具も拝見でき、
目の楽しみになりますが、まだありますね。
それは菓子です。
お稽古での主菓子は、『青梅』 奈良樫舎
色合いが本当に青梅、中の白餡も程よい甘さに。
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菓子をお持ちになる方もおられ、
少し分けていただいております。
京菓匠 鶴屋吉信『紫陽花』今の季節ですね。
ヤマアジサイ
九州の銘菓も
薄種『雪月花』大分、橘柚庵古後老舗
表には、「雪月花」と三文字が刻まれており、
微かに中の柚子練の色がにじみ、奥ゆかしいですね。
口に含むと、ふんわりと軽い歯触りと共に
芳しい柚子の風味が香ってきました。
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HPによると『雪月花』は茶人に愛された銘菓だそうで
中の柚練は大分産柚子の中皮だけを用い、加えるものは
砂糖のみで、秘伝の火加減で練り上げられており、
この柚練を裏ごしし、餅米で出来た薄種に挿まれております。
またこの薄種は三種類の色から成り、
白い色は雪を、
薄い青色は月を、
薄いピンクは花を現わされています。
HPより
箱の掛け紙の柚子の絵は、大分の日本画家、福田平八郎氏で、
題字は彫刻家の朝倉文夫氏(早稲田の大隈重信像など)だそうで
菓子だけでなく包装紙まで素晴らしいコラボですね。
なお二日遅れですが、昨々日5日は旧暦の五月一日
松永貞徳の見立ての句に
『雪月花 一度に見する 卯木かな』
”卯の花は名前に月を含んで雪のように白い花が咲く”と。
ウツギ
「雪月花」で思い出したことが、
昨年のお稽古で使った「雪月花棗」です。
『雪月花』と一緒にお稽古できるたのしみが増えましたね。
朝は、真の炭で正客をさせて頂き、真の行台子に
昼から『且座の式』を亭主二人(東、半東)、客三人、
次客が花を入れ、三客が炭を置き、正客が香を。
嬉しかったのは、風炉灰の扱いを教えていただいたことです。
この季節は灰が湿っているのでよいのですが、
灰匙が上手く立たないことがあり、本当に困っておりました。
このようにすれば、良いのだそうです。
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また珍しいお道具も拝見でき、
目の楽しみになりますが、まだありますね。
それは菓子です。
お稽古での主菓子は、『青梅』 奈良樫舎
色合いが本当に青梅、中の白餡も程よい甘さに。
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菓子をお持ちになる方もおられ、
少し分けていただいております。
京菓匠 鶴屋吉信『紫陽花』今の季節ですね。
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九州の銘菓も
薄種『雪月花』大分、橘柚庵古後老舗
表には、「雪月花」と三文字が刻まれており、
微かに中の柚子練の色がにじみ、奥ゆかしいですね。
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口に含むと、ふんわりと軽い歯触りと共に
芳しい柚子の風味が香ってきました。
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HPによると『雪月花』は茶人に愛された銘菓だそうで
中の柚練は大分産柚子の中皮だけを用い、加えるものは
砂糖のみで、秘伝の火加減で練り上げられており、
この柚練を裏ごしし、餅米で出来た薄種に挿まれております。
またこの薄種は三種類の色から成り、
白い色は雪を、
薄い青色は月を、
薄いピンクは花を現わされています。
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箱の掛け紙の柚子の絵は、大分の日本画家、福田平八郎氏で、
題字は彫刻家の朝倉文夫氏(早稲田の大隈重信像など)だそうで
菓子だけでなく包装紙まで素晴らしいコラボですね。
なお二日遅れですが、昨々日5日は旧暦の五月一日
松永貞徳の見立ての句に
『雪月花 一度に見する 卯木かな』
”卯の花は名前に月を含んで雪のように白い花が咲く”と。
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「雪月花」で思い出したことが、
昨年のお稽古で使った「雪月花棗」です。
『雪月花』と一緒にお稽古できるたのしみが増えましたね。
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