![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/bb/259bde84b3c7e8e04ed7564a28275f5d.jpg)
奈良は昨日今日と氷点下の朝を迎えましたが、日中は二桁で、
鵯やメジロに啄まれ、落ちた椿の花の掃除をする気に。
先日伺った東大寺戒壇院・別火坊では20日からの試別火中で
昨日23日は「花ごしらえ」、約400個の「糊こぼし」という
お水取りの際に二月堂の本尊の「十一面観音像」に供えられる
ツバキの造花になり、親指ほどの太さの木に、黄色の和紙を
巻きつけて雄しべにし、その上に赤と白の和紙で作った花びら
を糊で、蓮行衆たちが貼りつけ、次々に桶に並べられている
様子がTVから流れておりました。
産経新聞より
なお本行中、本物のツバキの枝に刺して飾られお供えされます。
本行前の二月堂へ伺った続きを
二月堂を辞して、本物の『のりこぼし椿』を見に行くことに。
二月堂の階段沿いにも生け垣が設置されており、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6c/4c/e272c2b10da6cad728493e1d6cb22599_s.jpg)
三月堂との間、龍王の瀧の前に句碑があるのをご存知ですか?。
『水取りや籠りの僧の沓の音』芭蕉
建立は1913(大正2)年2月、揮毫は東大寺末寺の空海寺住職
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7a/e9/0ce2bc99dbb62ae7a211f0e6998398d7_s.jpg)
貞享元年(1684年)秋、八月から翌年四月にかけて旅した紀行文
「野ざらし紀行」の際に詠まれたも。
芭蕉自筆の紀行文では「二月堂に籠りて」という前書きに続き、
『水とりや氷の僧の沓の音』と。
どうして『氷』が『籠り』に変わったのでしょうか。
この三月一日からこの沓の音が聞こえてくるのです。
でもこの二月堂前の広場は、上堂時は人‣人‣人で埋め尽くされ
未明に連行衆が下堂される時間にならないと聞こえないのでは。
椿でしたね。開山堂(国宝)の庭にあるのですが、四月堂横から
覗くことが出来ます。
開山堂は良弁堂ともいい、良弁忌の12月16日のみ国宝の良弁像が
秘仏開扉され拝観できます。また二つの石碑があるそうなので、
門の前から捜すも、門の中には例年通り昨年の籠松明の残りが
どーんと飾られておりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/16/3d/d0db6a6822284aacbf4504ddef4f6a20_s.jpg)
三月堂前にある小さなお堂、四月堂(三昧堂)の拝観は無料で、
上がらせていただき本尊さん「十一面観音」様にご挨拶。
横から開山堂ののりこぼし椿を眺めさせて下さいとのお願いを。
なお以前のご本尊千手観音立像は東大寺ミュージアムへお移りに
なられたが、阿弥陀如来坐像と元本尊の普賢菩薩像もおられます。
さて肝心の『のりこぼし椿』は蕾のままで、今年はいつ?。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6f/bb/259bde84b3c7e8e04ed7564a28275f5d_s.jpg)
実は我が家の三年目の小さな「のりこぼし椿」も蕾はさらに堅く
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/21/96/1a9477b95602f5aa5e0a54181e99dd26_s.jpg)
自宅稽古に使いたいので、お水取り最終日までには咲いてね。
人ごみを避けて帰るには・・・、鐘楼経由して猫坂を下り、
大仏殿を足早に駆け抜け、東大寺ミュージアムの脇から
人通りのない静かな「真言院」さん前を通り抜けました。
真言院さんの庭にこんな二月堂への石が・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5d/e3/d289fcc5fa2225e04703fa9ab5f9b03d_s.jpg)
そして空き地の奥にある西塔跡前を通り過ぎ、帰りました。
鵯やメジロに啄まれ、落ちた椿の花の掃除をする気に。
先日伺った東大寺戒壇院・別火坊では20日からの試別火中で
昨日23日は「花ごしらえ」、約400個の「糊こぼし」という
お水取りの際に二月堂の本尊の「十一面観音像」に供えられる
ツバキの造花になり、親指ほどの太さの木に、黄色の和紙を
巻きつけて雄しべにし、その上に赤と白の和紙で作った花びら
を糊で、蓮行衆たちが貼りつけ、次々に桶に並べられている
様子がTVから流れておりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0c/f1/4863e59f209618b2d940ce13db23c4bf_s.jpg)
なお本行中、本物のツバキの枝に刺して飾られお供えされます。
本行前の二月堂へ伺った続きを
二月堂を辞して、本物の『のりこぼし椿』を見に行くことに。
二月堂の階段沿いにも生け垣が設置されており、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/26/24/64f5108cec64958031c556e660b4883d_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1b/68/746e1016bf9ccd5e35d42ad82a4e6e14_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6c/4c/e272c2b10da6cad728493e1d6cb22599_s.jpg)
三月堂との間、龍王の瀧の前に句碑があるのをご存知ですか?。
『水取りや籠りの僧の沓の音』芭蕉
建立は1913(大正2)年2月、揮毫は東大寺末寺の空海寺住職
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7a/e9/0ce2bc99dbb62ae7a211f0e6998398d7_s.jpg)
貞享元年(1684年)秋、八月から翌年四月にかけて旅した紀行文
「野ざらし紀行」の際に詠まれたも。
芭蕉自筆の紀行文では「二月堂に籠りて」という前書きに続き、
『水とりや氷の僧の沓の音』と。
どうして『氷』が『籠り』に変わったのでしょうか。
この三月一日からこの沓の音が聞こえてくるのです。
でもこの二月堂前の広場は、上堂時は人‣人‣人で埋め尽くされ
未明に連行衆が下堂される時間にならないと聞こえないのでは。
椿でしたね。開山堂(国宝)の庭にあるのですが、四月堂横から
覗くことが出来ます。
開山堂は良弁堂ともいい、良弁忌の12月16日のみ国宝の良弁像が
秘仏開扉され拝観できます。また二つの石碑があるそうなので、
門の前から捜すも、門の中には例年通り昨年の籠松明の残りが
どーんと飾られておりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/16/3d/d0db6a6822284aacbf4504ddef4f6a20_s.jpg)
三月堂前にある小さなお堂、四月堂(三昧堂)の拝観は無料で、
上がらせていただき本尊さん「十一面観音」様にご挨拶。
横から開山堂ののりこぼし椿を眺めさせて下さいとのお願いを。
なお以前のご本尊千手観音立像は東大寺ミュージアムへお移りに
なられたが、阿弥陀如来坐像と元本尊の普賢菩薩像もおられます。
さて肝心の『のりこぼし椿』は蕾のままで、今年はいつ?。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5d/bf/7212c548fb700245f216035573410edb_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6f/bb/259bde84b3c7e8e04ed7564a28275f5d_s.jpg)
実は我が家の三年目の小さな「のりこぼし椿」も蕾はさらに堅く
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/21/96/1a9477b95602f5aa5e0a54181e99dd26_s.jpg)
自宅稽古に使いたいので、お水取り最終日までには咲いてね。
人ごみを避けて帰るには・・・、鐘楼経由して猫坂を下り、
大仏殿を足早に駆け抜け、東大寺ミュージアムの脇から
人通りのない静かな「真言院」さん前を通り抜けました。
真言院さんの庭にこんな二月堂への石が・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5b/cd/2bed2b28519f07080d78be7b9c3d4c5c_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4f/f7/1a374d54d1e558b7858d4acc13b75e7c_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5d/e3/d289fcc5fa2225e04703fa9ab5f9b03d_s.jpg)
そして空き地の奥にある西塔跡前を通り過ぎ、帰りました。
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