今年は、7月雨雨雨、土用に入っても雨雨、
7月31日やっと奈良県も梅雨明けでしたが・・・
色々と用事が入りなかなか日程が取れず、
土用も過ぎ、8月7日には立秋・・・お盆前の
11日に我が家もやっと湿し灰作りをする事ができました。
立秋に入ってから猛暑日が続き、さらに熱帯夜の毎日
10日には最高気温が38℃、当日11日の最低気温が27.6℃を
示す蒸し暑い朝、7時過ぎから準備をはじめました。
段ボールの上に茣蓙(ゴザ)を敷いて
美味しいほうじ茶を沸かし熱々を
8時半頃、樽の灰に注ぎ混ぜると
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ブクブク泡(灰汁)が浮いてきて
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あくとりで掬い上澄みを捨て
ダンボ-ルの上に敷いた茣蓙の上に広げ
乾かします。
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この日の最高気温は37.3℃まで上がりました。
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じりじりとした太陽に照らされ灰は順調に乾いて
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ここで新しく沸かしたほうじ茶をジョウロで掛けます。
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手揉み→篩粗目→篩中目と篩にかけ
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↓ ↓
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灰は太陽に照らされ幸せそうですが、
日焼け完全防備の私はへとへと・・・・・
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もうダメ!たすけて!
長靴もゴム手も汗の瀧
着ているものもぐっしょり、家に入る度に着替えて・・・・・
陽が陰れば移動させなければと大変
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出来上がりを見て満足満足
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片付けを終え約十時間、酷暑の夏の恒例行事も無事終わり、
これで安心して開炉を迎えることが・・・・
炉のお稽古が楽しみですね。
今年は特別な猛暑なので、どんなに大変なことだったか・・・熱中症にならずに幸いでした。
私も湿し灰づくりをしていますが、9月は雨が多いので、10月にしています。
それに不思議なことに湿し灰づくりを決意すると、長雨になります。
真夏ではないので、干すのに少し時間が掛かりますが・・・気長にやっています。
私の茶友は5月の連休に1日でしています。
余計なことかもしれませんが、慣習にとらわれず、快適な季節に湿し灰づくりをされることをお勧めします。
酷暑の湿し灰づくりは身体にこたえますので・・・どうぞご一考くださいませ。