今年は浮世絵師歌川広重(1797~1858)の生誕220年目にあたります。
興味深いことに、日本には「広重」を冠した美術館がいくつもあるのです。
頭に思い浮かぶだけでも、山形、栃木、静岡、岐阜などなど。
個人の絵師で、ここまで全国に美術館がある例はそうはないでしょう。
それだけ私たちにとっては馴染みのある絵師です。
広重といえば、東海道五捨三次のシリーズもの。
そのなかでも特に蒲原や庄野が有名ですね。
私の趣味でいえば、鞠子でとろろ汁をおいしそうにかき込む旅人たち。
御油で、体格のいい留女にむりやり引っ張られている旅人たち。
そういう江戸時代の生活感がにじみ出ている作品も好きです。
それとあまり一般的に知られていない江戸近郊八景もなかなかのもの。
郡山市立美術館の展覧会でたった一度しかお目にかかったことがありません。
けれど、とても印象に残っていて、私は東海道五捨三次よりもお気に入り。
東海道五捨三次のようなにぎやかさとは対照的に静謐の世界が広がります。
江戸時代のもうひとつの一面を見ているような気持ちになりました。
機会があれば、もう一度見たいものです。
興味深いことに、日本には「広重」を冠した美術館がいくつもあるのです。
頭に思い浮かぶだけでも、山形、栃木、静岡、岐阜などなど。
個人の絵師で、ここまで全国に美術館がある例はそうはないでしょう。
それだけ私たちにとっては馴染みのある絵師です。
広重といえば、東海道五捨三次のシリーズもの。
そのなかでも特に蒲原や庄野が有名ですね。
私の趣味でいえば、鞠子でとろろ汁をおいしそうにかき込む旅人たち。
御油で、体格のいい留女にむりやり引っ張られている旅人たち。
そういう江戸時代の生活感がにじみ出ている作品も好きです。
それとあまり一般的に知られていない江戸近郊八景もなかなかのもの。
郡山市立美術館の展覧会でたった一度しかお目にかかったことがありません。
けれど、とても印象に残っていて、私は東海道五捨三次よりもお気に入り。
東海道五捨三次のようなにぎやかさとは対照的に静謐の世界が広がります。
江戸時代のもうひとつの一面を見ているような気持ちになりました。
機会があれば、もう一度見たいものです。