学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

茨城県北芸術祭番外編・あんこう鍋

2016-11-04 20:57:55 | その他
茨城県北芸術祭の間、私は北茨城の旅館へ泊まってのんびりしてきました。芸術祭の醍醐味は、作品そのものを楽しみつつ、街の雰囲気を肌で感じたり、街が辿ってきた歴史を探したり、美味しい地元の食べものを頂くことだったり、現地の人たちとの対話を楽しむことなどが挙げられるでしょう。

今は秋。秋といえば「食欲の秋」(笑)北茨城の旅館で出た美味しい食べものをご紹介しましょう。



茨城の海沿いの街の名物といえば「あんこう鍋」のようです。以前、上司から茨城のあんこう鍋はうまいから絶対に食べてみたほうがいい、と言われたことがあったのですが、なかなか機会がなくて疎かにしていました。そのあんこう鍋をようやく食べる機会を得たわけです。

あんこう鍋は味噌ベース。鍋に火を入れると、とても美味しいそうな香りがしてきます。ぐつぐつ煮込んだあと、さっそく食べてみました。うん、とても美味しかったです。私は全然知らなかったのですが、あんこう鍋の「あんこう」はダシであって、あまり食べられるところがないんですね。多少ゼラチン質の部分はありましたが、必死に食べようとして食べられませんでした(笑)




あんこう鍋の具をある程度食べたあとは雑炊です。鍋に卵を落とし、頃合いを見計らって食べます。卵でいくぶんしょっぱさが軽減されて、また一段と美味しくなります。本当に体があたたまる美味しい料理をいただきました。


美味しい料理のあとは温泉です。海の真上に浮かぶ月を見ながらの露天風呂。日頃のもやもやしたストレスも何処かへ飛んでしまって、とてもリラックスすることができました。芸術祭がなければ、もしかすると北茨城には行く機会もなかったかもしれない。そう考えると、芸術祭との縁には感謝しなくてはいけませんね!

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