昨年の10月頃から、寝る前にミステリー小説を数ページだけ読むことが楽しみになっています。初めは『シャーロック・ホームズ』から入り、今はその小説に影響を受けて岡本綺堂が書いた『半七捕物帳』へ。
『半七捕物帳』は、江戸時代に岡っ引であった半七の経験したことや見聞したことを、明治時代の「わたし」が聞き取りをする、というかたちで進みます。私が買ったものは新潮文庫の版で、「江戸探偵怪異譚」として宮部みゆきさんの編集でまとめられたもの。幽霊よりも人間の方が怖い、などとよく言われるものですが、この短編集もまさにそういう感じです。なかでも面白かったのが無差別殺人の犯人を追う「槍突き」と、店にまつわる幽霊噺の「津の国屋」。犯人探しもさることながら、事件の背後にある犯罪の動機を考えることも含めて、楽しめるストーリーでした。
また、私の場合、東京(江戸)の地理にかなり疎いため、地名が出るたびに調べながら、読み進めていきました。おかげで、少しは地名に詳しくなった…かな(笑)
『半七捕物帳』は、江戸時代に岡っ引であった半七の経験したことや見聞したことを、明治時代の「わたし」が聞き取りをする、というかたちで進みます。私が買ったものは新潮文庫の版で、「江戸探偵怪異譚」として宮部みゆきさんの編集でまとめられたもの。幽霊よりも人間の方が怖い、などとよく言われるものですが、この短編集もまさにそういう感じです。なかでも面白かったのが無差別殺人の犯人を追う「槍突き」と、店にまつわる幽霊噺の「津の国屋」。犯人探しもさることながら、事件の背後にある犯罪の動機を考えることも含めて、楽しめるストーリーでした。
また、私の場合、東京(江戸)の地理にかなり疎いため、地名が出るたびに調べながら、読み進めていきました。おかげで、少しは地名に詳しくなった…かな(笑)
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