当館では毎年中学校、高校生の職場体験を受け入れています。その生徒たちは美術館を希望するだけあって、とても美術に対する興味や関心が高く、仕事も一生懸命こなしてくれます。そのなかで、より美術を学びたいがどのように学んだらいいのでしょうか、と質問を受けることがあります。改めて勉強の方法について聞かれると、中学生や高校生に対してどんなアドバイスをしたらいいのか、いつも悩みます。というのは、現代文や歴史、数学、科学などのように学習参考書が豊富にあるわけではない(本屋さんの教科書コーナーを見てもほとんどない)からです。
それを踏まえ、私はこんなアドバイスをしています。
①美術の教科書をしっかり読むこと。
②自分の好きな作家あるいは好きな絵を1つ見つけること。
③その作家または好きな絵のことを調べてみること。
④その作家や絵を実際に見ること。自分が体験したことは忘れない。それが知識になる。
働いているわけではない中学生、高校生にとって、最後の④はハードルが高いのですが、なるべく本はきっかけにとどめ、本物を観ることを勧めるようにしています。やはり画集では伝わらない本物の力(印象、大きさ、細部など)を目で見ることは大切なことですから。自分の出かけられる範囲で色々なことを体験して欲しいのです。
生徒たちには美術館で職場体験をすることで、さらに美術への興味や関心が高まり、将来は趣味として、あるいは仕事として携わり、人生をより楽しんでくれれば嬉しいと思っています。
それを踏まえ、私はこんなアドバイスをしています。
①美術の教科書をしっかり読むこと。
②自分の好きな作家あるいは好きな絵を1つ見つけること。
③その作家または好きな絵のことを調べてみること。
④その作家や絵を実際に見ること。自分が体験したことは忘れない。それが知識になる。
働いているわけではない中学生、高校生にとって、最後の④はハードルが高いのですが、なるべく本はきっかけにとどめ、本物を観ることを勧めるようにしています。やはり画集では伝わらない本物の力(印象、大きさ、細部など)を目で見ることは大切なことですから。自分の出かけられる範囲で色々なことを体験して欲しいのです。
生徒たちには美術館で職場体験をすることで、さらに美術への興味や関心が高まり、将来は趣味として、あるいは仕事として携わり、人生をより楽しんでくれれば嬉しいと思っています。
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