学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

豊島

2017-12-18 17:59:49 | その他
さて、小豆島からフェリーで豊島の東、唐櫃港へ向かいます。ちなみに、「豊島」と書いて「てしま」と呼びます。

唐櫃港からは巡回バスを利用して、豊島美術館へ。



こちらは豊島美術館の上の高台から。野は秋の景色。その先に青い海がある。絶景でした。

豊島美術館は、建築家西沢立衛さんとアーティスト内藤礼さんがプロデュースした美術館。受付を済ませると、徒歩でぐるりと外を周ります。途中、やはり瀬戸内海の絶景が見え、そこには椅子が置かれていて、その景色をいつまでも見ていることができます。さらに、とある建物の前まで来ると、履物を脱ぎ、中へ入っていく。作品の詳細は書きませんが、まるで禅寺へでも行ったかのような、つまり、その場では思考ではなく、感覚の部分が求められるような空間でした。

美術館で美味しいオリーブライスで腹ごしらえをしたあと、ぶらぶらと高台にある作品群へ向かいました。が、ほとんどは休館で見られなかったので、景色どりに走りました(笑)




清水神社には弘法大師が掘ったと伝えられる湧水「霊泉越水」があります。その近くにあった作品の前でコスモスと共に。





こちらは豊島の西、家浦港に集結していた猫の写真。私は犬派ですが、猫もなかなかいいものですね。



豊島の夕暮れ、トンビが港の電柱で羽を休めていました。


さて、ここで豊島は終わり。豊島は巡回バスや電動自転車が重要な機動力になります。

高速船に乗って、高松で一泊し、翌日は直島へ向かいました。
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