本の好きな私にとって、古本屋は何時間でもいられるところです。店内に広がる本のにおい、棚に並んだ古びた本の背表紙、こんな本があったのかという新しい発見。飽きることがありません。
先日、久しぶりに古本屋へ行ってきました。いつもなら棚ぎっしりに並べられている古本たちも、新型コロナウイルス感染症対策のため、人が密集しないようにほどよく離されて配置されていました。おかげで、人との距離がきちんと保てるし、ゆっくり本を見ることができるので、ありがたい限り。
欲しい本はたくさんあったのですが、丸谷才一さんの『文章読本』を買い求めました。本の表紙は、奥村土牛の装幀で、表紙や帯が少しキラキラしているのが素敵です。数日かけて、ゆっくり楽しむ予定です。さて、悩みながらも購入を見送ったのは、永井荷風の『ふらんす物語』。大学時代に岩波文庫で読んで以来、思い出の一冊なのですが、ちょっとボロボロとし過ぎていて、その後に読んだ『あめりか物語』のほうが好きになったこともあり、断念しました。あとは濱田庄司の『窯にまかせて』。これも欲しかったのですが、たとうを外したら、縦横無尽に広がる紙魚のあとがあったため、これもあきらめました。
買うのをあきらめた本があったとはいえ、古本に囲まれる時間は何よりも幸せです。いい出会いがありました。そして、そろそろ美術館にも行きたい…ですね。
先日、久しぶりに古本屋へ行ってきました。いつもなら棚ぎっしりに並べられている古本たちも、新型コロナウイルス感染症対策のため、人が密集しないようにほどよく離されて配置されていました。おかげで、人との距離がきちんと保てるし、ゆっくり本を見ることができるので、ありがたい限り。
欲しい本はたくさんあったのですが、丸谷才一さんの『文章読本』を買い求めました。本の表紙は、奥村土牛の装幀で、表紙や帯が少しキラキラしているのが素敵です。数日かけて、ゆっくり楽しむ予定です。さて、悩みながらも購入を見送ったのは、永井荷風の『ふらんす物語』。大学時代に岩波文庫で読んで以来、思い出の一冊なのですが、ちょっとボロボロとし過ぎていて、その後に読んだ『あめりか物語』のほうが好きになったこともあり、断念しました。あとは濱田庄司の『窯にまかせて』。これも欲しかったのですが、たとうを外したら、縦横無尽に広がる紙魚のあとがあったため、これもあきらめました。
買うのをあきらめた本があったとはいえ、古本に囲まれる時間は何よりも幸せです。いい出会いがありました。そして、そろそろ美術館にも行きたい…ですね。
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