学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

チーズの食事

2009-08-03 18:27:22 | その他
今日は少し蒸し暑い一日。けれども、8月にしては涼しいものでした。

夏は食事をきちんととって乗り切る、と何度もこのブログで書いていますが、近頃は茄子の肉味噌炒め、ゴーヤチャンプルなどを作りますが、段々マンネリ化してきました。新しい献立を考えればいいのでしょうが、それよりも今作れるものをベースに新しい料理に作り変えると楽しいかもしれない、などと思い立ちまして、今日は茄子の肉味噌炒めにチーズを乗せて食べてみました。かなり美味しい!オススメです。

休日は相変わらず読書三昧。暑いのにじっとしているのは大変ですが、ところどころ『雨月物語』なんかを読んで、心から涼しくなる、なんてこともやりました(笑)

明日からまた大忙しの一週間。一日しっかり休んだので、明日からまた頑張ります!

『福翁自伝』を読む

2009-08-01 21:24:00 | 読書感想
今朝、出勤途中にふと田んぼに目をやると、不思議なものを見ることができました。それは蜘蛛の巣。稲と稲にかかった網が朝露に濡れて、透明な石楠花のよう。広い田にぽつりぽつりとあるから尚のこと良かった。それに相まって、霧も出ていましたから、幽玄の世界。朝から綺麗なものが見られて、良い気分!

さて、今は福沢諭吉の『福翁自伝』を読んでいます。前に一度通読したことがありましたが、改めて読むとまた面白い。特に緒形洪庵のもとで学んでいた若かりし時代。若い諭吉は猛勉強し、枕は使わず、机の上に突っ伏して寝る、床の間の床側を枕代わりにして寝た、というエピソードは有名ですよね。驚かされたのは、酒を飲んで早く寝る。夜中の10時に起き出して夜通し勉強する。夜明け近く、朝ごはんを準備する物音がすると再び寝て、ご飯が出来たらかきこんで、朝湯に入って、日中また勉強に励む…これは若くないとできない(笑)

語学も苦心しながら学び、この後の活躍は言わずと知れたことですが、学問に対する情熱はすごいものがあります。

学問に対する激しい情熱、それだけは一生涯持ち続けたいと思うのでした。