今年10月、この時期としては今世紀最強の寒気が日本列島を覆い、全国で急に寒さが厳しくなった。11月下旬初雪もみられた。
日本気象協会の発表では、北日本は12月から寒さが本格化し、東日本は平年並みとしている。沖縄や奄美は平年並みか低い予想だ。西日本は今後寒さに拍車が掛かり、全般的に寒い冬になると予想している。
昨冬(2015年12月~16年2月)はエルニーニョの影響もあり、全国的に暖冬だった。
気象庁の発表では現在、ラニーニャ現象が発生しているという。一般にエルニーニョからラニーニャに移行する時期は気温が低下傾向となり、ラニーニャ現象が発生すると、冬の気温は下がるそうだ。
今年は気を引き締めて、怠りなく寒さ対策をしたいものだ。体を温めるためにはウールやカシミヤのマフラーとセーター、コートなどがよく、インナーにシルク製品を用いると温かく、汗の吸湿性もいいだろう。
手袋や帽子、湯たんぽ、腹巻きなども利用し、寒い冬を乗り切りたいものである。
□加賀野有理(サイエンスライター)「冬の天気 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2016年12月2日)
↓クリック、プリーズ。↓

【参考】
「インフルエンザワクチン」
「【加賀野有理】大掃除の道具」
「【加賀野有理】サザンカとツバキ」
日本気象協会の発表では、北日本は12月から寒さが本格化し、東日本は平年並みとしている。沖縄や奄美は平年並みか低い予想だ。西日本は今後寒さに拍車が掛かり、全般的に寒い冬になると予想している。
昨冬(2015年12月~16年2月)はエルニーニョの影響もあり、全国的に暖冬だった。
気象庁の発表では現在、ラニーニャ現象が発生しているという。一般にエルニーニョからラニーニャに移行する時期は気温が低下傾向となり、ラニーニャ現象が発生すると、冬の気温は下がるそうだ。
今年は気を引き締めて、怠りなく寒さ対策をしたいものだ。体を温めるためにはウールやカシミヤのマフラーとセーター、コートなどがよく、インナーにシルク製品を用いると温かく、汗の吸湿性もいいだろう。
手袋や帽子、湯たんぽ、腹巻きなども利用し、寒い冬を乗り切りたいものである。
□加賀野有理(サイエンスライター)「冬の天気 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2016年12月2日)
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【参考】
「インフルエンザワクチン」
「【加賀野有理】大掃除の道具」
「【加賀野有理】サザンカとツバキ」