節分に大豆をまく風習は、春を迎える厄払いとして、江戸時代に神社や家庭に広まったそうだ。大豆は、五穀の一つで、みそやしょうゆ、豆腐など日本食に欠かせない。穀霊が宿るとされ、お米の次にさまざまな神事に用いられている。
大豆の栄養として知られるイソフラボンは、「日本人は大豆食品をよく食べるので、女性の更年期障害が軽い」と英国の学会誌に取り上げられたことでメカニズムの解明が進んだという。現在、大豆のイソフラボンが腸内細菌で代謝されてエクオールという成分になり、体内で女性ホルモンに似た働きをすることが分かってきたそうだ。
この研究を長年行ってきた大塚製薬(本社・東京)の調査では、大豆からエクオールを作る腸内細菌は誰にでもいるわけではなく「日本や中国など、大豆をよく食べる国々では、エクオールを作れる人が約50パーセント、大豆食の習慣のない欧米では20~30パーセント」だという。
エクオールのサプリメントも販売されているが、普段から大豆食品をよく食べることは女性にとって健康の秘訣なのだ。
□南雲つぐみ(医学ライター)「大豆とエクオール ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年2月3日)を引用
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【参考】
「【南雲つぐみ】体の痛みが示すもの ~臓器の健康~」
「【南雲つぐみ】飲む乳酸菌の役割 ~明日2月3日は「乳酸菌の日」~」
「【南雲つぐみ】マスクで花粉症の予防 ~ダイエットにもなる~」
「【南雲つぐみ】寒灸の習慣 ~関節の痛みやこりを和らげる~」
「【南雲つぐみ】タイの天ぷら ~徳川家康の死因考~」
「【南雲つぐみ】アボカドの栄養とその調理法」
「【南雲つぐみ】フェリチンに注目 ~貧血対策~」
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「【南雲つぐみ】寒たまご ~1日2個以上も可~」
「【南雲つぐみ】安納芋の栄養価と味わい ~焼くか蒸す~」
「【南雲つぐみ】小正月には小豆がゆ ~むくみによる体重増の対策~」
「【南雲つぐみ】「おなかの風邪」の予防と事後処理 ~ノロウイルス、「ロタウイルス」~」
「【南雲つぐみ】食事制限だけのダイエットは危険 ~運動が大事~」
「【南雲つぐみ】温泉の安全な入り方」
「【南雲つぐみ】七草がゆ」
「ミカンのうんちく ~延命長寿の果実~」
「【南雲つぐみ】鍋で養生 ~今年1月5日は小寒~」
「【南雲つぐみ】お雑煮の食べ方 ~事故の防止法~」
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エクオールのサプリメントも販売されているが、普段から大豆食品をよく食べることは女性にとって健康の秘訣なのだ。
□南雲つぐみ(医学ライター)「大豆とエクオール ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年2月3日)を引用
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