語られる言葉の河へ

2010年1月29日開設
大岡昇平、佐藤優、読書

【南雲つぐみ】更年期女性と心疾患 ~微小血管狭心症~

2017年02月18日 | 医療・保健・福祉・介護
 「動くと心臓がチクチク痛い」「食事と関係なく胃痛や吐き気がする」「喉からあごにかけて上ってくるような痛み」「就寝前に動悸がする」「背中の痛み」など、胸部のさまざまな不調に悩むAさん(46)。しかし、心臓カテーテル検査などを行っても異常は見つからず、「更年期の症状では」と漢方薬などを処方されていたそうだ。
 つい最近、循環器専門の病院でやっと「微小血管狭心症」ではないかと診断された。米国立衛生研究所(NIH)のグループによって、近年になって提唱された疾患で、更年期に起こる女性ホルモンの減少が関与しているのではないかといわれている。一般的な狭心症は、心臓の表面にある太い血管の動脈硬化で起こるもので、男性に多い。微小血管狭心症は心臓の細い血管がけいれんすることによって起こり、7割以上は女性ではないかといわれている。太い血管が詰まるわけではないので、すぐに死の危険はないが、自覚症状がある人の5~6%が、2年以内に虚血性心疾患で入院しているという報告もあるそうだ。

□南雲つぐみ(医学ライター)「更年期女性と心疾患 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年2月17日)を引用
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 【参考】
【南雲つぐみ】更年期女性と心疾患 ~微小血管狭心症~
【南雲つぐみ】梅の季節
【南雲つぐみ】皮膚の乾燥やかゆみ ~傾向と対策~
【南雲つぐみ】お菓子の日とビタミンB1
【南雲つぐみ】午の時刻、方位、初午の名物料理
【南雲つぐみ】添加物が気になる時 ~ワカメのみそ汁の効果~
【南雲つぐみ】揺さぶりに注意 ~赤ちゃんの脳震盪や硬膜下出血~
【南雲つぐみ】喉あめの効果 ~唾液分泌~
【南雲つぐみ】静電気を防ぐには ~綿や麻は電子を帯びにくい~
【南雲つぐみ】目の温浴 ~蒸しタオル~
【南雲つぐみ】海苔の日 ~「海の緑黄色野菜」~
【南雲つぐみ】大豆とエクオールは女性にとって健康の秘訣 ~今日は節分~
【南雲つぐみ】体の痛みが示すもの ~臓器の健康~
【南雲つぐみ】飲む乳酸菌の役割 ~明日2月3日は「乳酸菌の日」~
【南雲つぐみ】マスクで花粉症の予防 ~ダイエットにもなる~
【南雲つぐみ】寒灸の習慣 ~関節の痛みやこりを和らげる~
【南雲つぐみ】タイの天ぷら ~徳川家康の死因考~
【南雲つぐみ】アボカドの栄養とその調理法
【南雲つぐみ】フェリチンに注目 ~貧血対策~
【南雲つぐみ】ショウガを飲む ~その薬効~
【南雲つぐみ】ナマコとコノワタ ~三河湾では今が旬~
【南雲つぐみ】寒たまご ~1日2個以上も可~
【南雲つぐみ】安納芋の栄養価と味わい ~焼くか蒸す~
【南雲つぐみ】小正月には小豆がゆ ~むくみによる体重増の対策~
【南雲つぐみ】「おなかの風邪」の予防と事後処理 ~ノロウイルス、「ロタウイルス」~
【南雲つぐみ】食事制限だけのダイエットは危険 ~運動が大事~
【南雲つぐみ】温泉の安全な入り方
【南雲つぐみ】七草がゆ
ミカンのうんちく ~延命長寿の果実~
【南雲つぐみ】鍋で養生 ~今年1月5日は小寒~
【南雲つぐみ】お雑煮の食べ方 ~事故の防止法~

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【旅】長良川の鵜飼 ~漱石・多佳子・三鬼~

2017年02月18日 | 詩歌
 蔵書を処分する前、ざっと読み返した1冊。
 本書は夏目漱石から石田波郷まで、近現代の俳人47家を収録。口絵写真に例えば「匠と鵜」あり、これをめぐって3句が紹介されている。

  鵜飼名を勘作と申し哀れ也  夏目漱石
  つかれ鵜のこゑごゑ鵜匠ききわけて  橋本多佳子
  昼の鵜や鵜匠頭(うしょうのかみ)の指ついばみ  西東三鬼

 漱石句の注にいわく、
 <「鵜飼名を」の句。明治28年作。漱石の句は古く明治22年の作から記録されているが、その多くは手なぐさみという程度にすぎない。漱石の俳句開眼は明治28年松山中学赴任以後といっていい。以下その当時の句。すでに漱石独自の世界を開いている。【安住敦】>

□『俳句集』(日本の詩歌30)(中央公論社、1970)
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 【参考】
【旅】岐阜 ~長良川~
  
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【南雲つぐみ】梅の季節

2017年02月18日 | 医療・保健・福祉・介護
 梅の開花時期は1月中旬から5月の初めまで。「梅は百花の魁(さきがけ)というそうで、春を彩る花々の先頭を切るようにして咲き、約3カ月間もかけて日本列島を北上していく。桜と違って咲き方も散り方もゆっくりなのだ。
 梅の名所は全国全国各地にある。日本三名園のひとつ、偕楽園(水戸市)には、約100品種、3,000本の梅が植えられている。品種によって開花時期が少しずつ違い、3月末ごろまでいろいろな梅を楽しめる。
 京都府城陽市の青谷梅林では約1万本の白梅が、和歌山県みなべ町の南部梅林では、高級銘柄の梅干しで知られる南高梅を中心に、約8万本が広大な敷地に咲き誇るそうだ。
 梅を描いた日本画の名作といえば、尾形光琳作の国宝「紅白梅図びょうぶ」。江戸時代に描かれたもので、最近、デジタル顕微鏡などで解析した結果、びょうぶ全体を占める金地には金箔が用いられていることが確認できたという。収蔵するMOA美術館(静岡県熱海市)では、梅の開花時期に合わせて2月と3月に一般公開している。

□南雲つぐみ(医学ライター)「梅の時期 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年2月11日)を引用
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 【参考】
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