市さんの自然との対話日誌

里山師、釣師を自称のオヤジが遠州の山間地に3千坪の山林を購入、自給自足を目指し田舎暮らし開始。魚釣、生き者達との対話

便乗値上げ

2014-12-14 06:59:14 | 
 食品の値上げが続いている。原材料の仕入れコストが上昇し、電気料金アップなどによる製造コストも高騰しているから等と言う決まり文句だ。
 企業側には政府のデフレ脱却政策をバックに価格アップに何の悪気も感じられない。それに腹が立つが、もっと腹が立つことがある。悪質な便乗値上げだ。

 消費税率アップする前の内税価格表示をそのままで、外税表示にしているものがある。すなわち、消費者にとって見ると3%の消費税アップを含み8%の負担アップなのだ。

 もっと悪質なのがある。外税価格表示にし、価格を据え置いたように見せかけ、あるいは価格を下げたように見せ、内容量を減らしているものがある。こうなると正当な消費税アップを除いた製品価格のアップがどのくらいなのか即座には見当が付かなくなる。

 こういうことを消費者庁や生活センター風なところは実態を把握していると思われるが、それをテレビや新聞等で報道しているのを聞いたことが無い。国側の立場が都合の悪いことを表に出さないのは常なのかもしれないが、マスメディアの場合、大事なスポンサーとの関係が有るので、報道を控えると言うことがあるのではないかと勘繰ってしまう。

 因みに、ネットで”便乗値上げ””消費税””外税”等で検索すると、有るわ有るわ、皆さん不満の吐きどころをぶち巻いている。

 オラはどうするか??・・・悪質な業者を見抜き、デフレを歓迎し、高額商品は買い控え、少しでも安価なものを捜し求める。

 数週間前、東京で風呂屋に行った。従来¥450だったのが¥460に値上がりしていた。消費税率3%アップだと¥13.5アップなのに、¥10アップで抑えている。こんなことに感激してしまった。

 良心的な店よ、頑張れ!!   そうでない店よ、客が離れることを思い知れ!!

 
 
コメント
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