四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

白井宿八重ざくら祭り 武者行列2012

2012年04月22日 | まつり・イベント











本日、上野国白井宿(群馬県渋川市・旧子持村)で、「第11回白井宿八重ざくら祭り」が行われましたので行ってきました。
白井城の城下・白井宿は土蔵造りの家並みなどが宿場町としての面影を残しています。道の中央を白井堰が流れ、その端に八重
ざくらが何十本も植えられています。一昨年も行きましたが、このときは車を遠いところに駐車する羽目になりましたので、
今回は早めの出発、しかも高速道利用でしたので近場の駐車場を確保できました。
早速、白井宿を歩いてみましたが、八重ざくらは開花が遅れておりほとんどが蕾の状態でしたのが若干残念。
祭りの各催しものまでは時間があっため、歩いている人は疎らでしたが、露店の方は準備に忙しそうでした。    








どうにか開花している八重ざくらを見つけて撮ってみました。堰にかかる花は風情があります。




この白井宿には8つの井戸がありますが、そのうちのひとつです。  






この八重ざくら祭りのメインである武者行列の時刻が近づいてきましたので出陣場所となる「道の駅こもち」に。
既に沢山の武者たちが集まっていました。中心となる武将は、白井城主であった長尾景仲公と本多広孝公ですが、このお二方についての説明は省きます。
子ども武者もいれば女の子どもたちによる薙刀隊。手作り甲冑隊の皆さん。そしてここでも自前甲冑の皆さんが。  








白井宿に向かって出陣です。先頭は、見物の方たちが「弁慶だ」、「べんけいだ」と言っていたので弁慶ということにしておきましょう。確かに風体は弁慶ですが?
長尾景仲公は馬に乗って・・・あれ!手綱がない
本多広孝公は徒歩で・・・幟はあれど、どれが本多広孝公か? 広孝が「城主」扱いになっているのにはちょっと疑問がありますが・・・  
  













白井宿を行軍する武者行列。
「大将ばっかりだな」と、見物人の誰かが言ってました。、同じ武将が二人いようが、足軽の数が圧倒的に少なかろうが、時代がばらばらであろうと。
いいんです楽しければ。もともとストーリーのない武者行列ですから(主催者の方ゴメンナサイ) 

  




武者行列が始まった頃には沢山の人が白井宿に繰り出していました




山車も出ています
上之町の山車には「上杉謙信公」の人形




中之町の山車には「長尾景仲公」の人形




そして 下之町の山車には「天宇受売命(あまのうずめのみこと)」の人形が




琴の演奏と抹茶のサービスもありました。私も頂き、作法にのっとり一服



  
八重ざくら満開というわけには行きませんでしたし、午後あたりから雨という天気予報を気にしながらの「白井宿八重ざくら祭り」でしたが、
どうにか午後までもってくれ、それなりに楽しんできました。チラシにも書いてありますが、雨天だと武者行列は中止になるものですから。

お土産は「白井城御殿もなか」です。最中自体には「白井宿」と・・・   

散策日:2012年(平成24年)4月22日(日)