四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

掛川城の狭間(静岡県掛川市)

2012年04月28日 | 城館雑記




先日、お城関係のブログを探して見ていたら、或るブログに「掛川城の狭間(さま)は表裏逆が多すぎ」なんて書いてありました。
実際、私も昨年秋に掛川城を攻城し、写真も撮ってきましたし、その後も幾度となく写真を見返していたのですが、
狭間の表裏が逆になっているとは全く気付きませんでした。このブログの記事を目にしてあらためて自身が撮ってきた写真を見てみますと
確かに指摘のとおり、内側が広く外側が狭くなっていなければならない筈の矢狭間、鉄砲狭間が、内が狭く外が広い、正に表裏逆のものが
多数あります。この掛川城は、木造による復興(復元)の天守として注目を浴びているものですが、作事に当たったものが城郭に関しては
素人であったとしても、それなりの知識を有した人が城作りを見守っていた筈ですから普通ならありえないことと思いますが。
まあ、他人のブログを読むまで気付かなかった私も話にはなりませんけれど。
ということで、掛川城の狭間(さま)は、様(さま)にならない (痛いオヤジギャグでした)  

投稿日:2012年(平成24年)4月28日(土)

*この記事をアップしてから暫くして、狭間は、内側が狭く外側が広くなっていると解説されているものを見ました。
どうやら両者が存在するようです。  もう少し詳しく調べてみたいと思います。  (5月22日追記)