四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

長町武家屋敷跡(石川県金沢市)

2012年11月22日 | 100名城以外の城館跡


金沢城攻城、兼六園散策に続く金沢紀行の最終章は、『長町武家屋敷跡』の散策
長町はかつては、平士と呼ばれる加賀藩では中位の藩士(中級武士)の居住地。土塀や石畳が、往時を想像させてくれます。










両側に土塀が連なる細い道は、突き当たっては曲がる。戦の際に敵に一気に侵入されないようにとの構造。






今にも武士が出てきそうな長屋門・・・  




たまたまこんな場面にも遭遇しました。土壁の塗り替えでしょうね?




一般公開(有料)されている「野村家跡」 




復元された「高田家屋敷」の『長屋門』 




同長屋門の内側 
仲間(ちゅうげん)や武家奉公人などが住み込んでいた
中クラス以上の屋敷には、こうした長屋門や厩を付けることが認められていたとのこと  






大野庄用水  

散策日:2012年(平成24年)11月13日(火)           

兼六園(石川県金沢市)

2012年11月22日 | 史跡・遺跡・文化財


六つのすぐれた景観、「六勝」を兼ね備えていることからこの名がつけられた日本三名園のひとつ『兼六園』。
金沢城に隣接するこの名園、元々は金沢藩主の大名庭園です。城と庭は一体のものですから、金沢城を見て
この兼六園を散策しないなんてことは考えられません。そんな晩秋の兼六園をちょっとばかり歩いてみました。
兼六園といえば[徽軫灯籠](ことじとうろう)がその代名詞でしょう。  






徽軫灯籠は足が二股になっていて、琴の糸を支える琴柱(ことじ)に似ているのでその名が付いたと言われています












庭園の木々の葉も色づいています










そして兼六園・金沢といえば『雪吊り』
11月1日から始まった雪吊り。丁度、作業中の光景を見ることができました
写真ではよくわからないと思いますが、上に乗っているのは作業中の職人さんです 






最近話題となってテレビのニュース等でも流れた兼六園「瓢(ひさご)池」の鯉
約100匹いる鯉の中に白い鯉が1匹いて、この鯉の頭に赤いハートの形をした斑点があることから、鯉→『恋』に通ずると人気を集めている
運よく出会えるかわかりませんでしたが「瓢(ひさご)池」に行ってみました。普段の行いがよいせいか(?)、橋の下を行ったり来たりするハートの鯉に出会えました。
でも、今の私に『恋』は・・・  
  
雨も降ってきましたのでここらで一休みと園内のお店に寄って




「抹茶」をいただきました。金沢だけに『金箔』が・・・  

散策日:2012年(平成24年)11月13日(火)