立正大学博物館第15回企画展「瓦塔と瓦堂」
会 期:令和3年12月2日(木)~令和4年1月31日(月)
会 場:立正大学博物館 第1展示室 (埼玉県熊谷市万吉)
を観覧してきました。
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瓦塔は、木造塔を模して作られた焼き物の仏塔です。瓦塔は、古代寺院跡、官衙などのほか、集落遺跡からも
出土しており集落内にあった仏堂などにも安置されていたと考えれれています。
また、生産地である窯跡からも出土しています。立正大学考古学研究室では、古代窯跡遺跡の調査研究にによ
り新沼窯跡(鳩山町)、虫草山窯跡などで出土が確認されています。
今回の企画展では、当館所蔵の瓦塔、瓦堂とともに周辺地域の資料も紹介します。
【チラシ裏面の「ごあいさつ」より】
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立正大学博物館
企画展チラシ(右)の写真の瓦塔、瓦堂は東山遺跡(美里町)から出土したもの ※展示は無し
係員の方のご厚意により企画展の第1展示室だけ゚ではなく、第2展示室まで見学させていただきま
した。
展示品の写真撮影は禁止のため写真はありませんが、チラシ裏面に載っていた【主な展示品】を載
せておきます。
このチラシ裏面にある新沼窯跡から出土した瓦塔片(屋蓋部)を見ることが主目的でした。
立正大学博物館より、本企画展の【展示図録】を送っていただきました。
展示品の写真のみならず、瓦塔、瓦堂についての詳しい説明まで載っている素晴らしいものです。
係員の方からいろいろと説明をしていただき、鳩山町の新沼窯跡は発掘時のままあり(掘った場所は埋め戻され
ていますが)表示がなされていると教えていただきましたので新沼窯跡行ってきました。この新沼窯跡から、あ
の瓦塔片が出土したのかと思ったら、もう一度、新沼窯跡から発見になった瓦塔片を見たくなり、2度目の見
学に行ってきた次第です。
見学日:令和3年(2021)12月2日(木)・15日(水)