四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

畠山重忠も通った「いざ鎌倉へ」の歴史の道に幟旗 

2022年02月11日 | 鎌倉街道


今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場している”武蔵武士の鑑”と称された畠山重忠も通ったであろう
鎌倉街道上道。
ここは、重忠の居館があった深谷市畠山(旧・大里郡川本町畠山)から鎌倉に向かう途中の比企郡小川町
伊勢根地区に遺る鎌倉街道上道跡です。
大河ドラマに併せて『大河ドラマ「鎌倉殿の13人」比企市町村推進協議会』作成の幟旗が立てられたとの
情報から訪ねてみました。
この鎌倉街道上道跡は小川町指定史跡〔平成14年(2002)3月13日指定〕であるとともに、
文化庁選定「歴史の道百選」〔平成8年(1996)選定〕に選定されています。
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№24.
 名 称:鎌倉街道-上道(かまくらかいどう-かみつみち)
 選定箇所:伊勢根(埼玉県小川町)~赤浜(寄居町)、大林坊~川角(毛呂山町)
 概 要:鎌倉街道上道は、鎌倉から埼玉県西部の台地・丘陵地帯を抜け、北部の児玉郡から群馬県藤岡
   市方面に抜ける。街道の周辺は、中世城館や寺社、宿などが形成され、幾多の合戦の舞台にもなり、
   文化・軍事・物流の幹線ルートとして重要な役割を果たした。埼玉県内には、台地から低地へ向か
   う転換点に、地面を逆台形状に掘削して道を造りだす掘割遺構が多数確認されている。なかでも、
   小川町の大字伊勢根、寄居町の大字赤浜、毛呂山町の大字市場字大林坊には掘割遺構が顕著に残る。
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この写真は、上道の北側で群馬寄りで、右上のところから入って行きますと掘割状の古道跡なります。




掘割状の古道跡




こちらが鎌倉寄りの南側 こちらにも幟旗が立てられています。




【鎌倉街道上道 大字伊勢根 普済寺東】説明板

なお、この【大字伊勢根 普済寺東】の北方には【鎌倉街道上道 大字能増 門跡裏】、南方には
【鎌倉街道上道 大字奈良梨 天王原北】と名付けれた掘割状の古道跡があります。まあ、元は一
本の道ですが・・・

散策日:令和4年(2022)2月11日(金)