東松山市大谷地区にはNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場している比企能員とその一族にゆかりのある地
(伝承地)が複数あることから訪ね歩いてきました。
比企能員の娘・比企尼の孫で鎌倉二代将軍源範家の妻となった若狭の局が隠棲し余生を送った地と伝わる
「梅ヶ谷・須加谷」(うめがやつ・すかやつ)
です。
丘陵のこんもりした中に秋葉神社が鎮座します
写真の手前が梅ヶ谷 森の向こうが須加谷
「秋葉神社」
秋葉神社背後の道が「秋葉道」
秋葉道に沿って建てられている「梅ヶ谷・須加谷」説明板と「秋葉神社」説明板
秋葉神社の説明板は以前からありましたが、「梅ヶ谷・須加谷」説明板は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に合わせ
て設置したようです。
「秋葉神社」説明板
若狭の局の隠棲地があったと伝わる「梅ヶ谷」
後世の森川氏の陣屋もこの梅ヶ谷にあったと伝わります
なお、串引き沼の先(現在は川越カントリーの一部)に若狭局隠棲址があったと言う口伝もあるようですが、何
れにしろどちらも伝承の域を出ていないようですので。
「須加谷」
宗悟寺の山門前から「梅ヶ谷・須加谷」方向を
過去記事『森川氏陣屋』 ← リンク
散策日:令和4年(2022)2月16日(水)