
『第24回坂戸市埋蔵文化財出土品展』
期間:令和3年12月16日(木)から令和3年12月22日(水)まで 終了
場所:坂戸市文化会館ふれあ 2階ギャラリー (坂戸市元町17-1)
を観覧してきました。
坂戸市では、年間約20件の発掘調査が実施されていますが、本展は、平成30年度に実施した市内
各地の発掘調査において発見された出土品を中心に発掘調査の成果を展示しています。
出土品が展示されている遺跡はつぎの11件です。
・長岡遺跡 18区 ・柊遺跡 9区 ・宮裏遺跡 32区 ・上谷遺跡 15区 ・宮ノ前遺跡 13区
・稲荷森遺跡 9区 ・前林遺跡 7区 ・中原遺跡 15区 ・一天狗遺跡 2区 ・花見塚遺跡 17・18区
・花影遺跡 29区
以下何点か展示品を紹介してみます。

長岡遺跡18区の出土品
壁に発掘時の写真パネル、遺跡の説明パネルが吊るされ、その前に出土品が展示されています

長岡遺跡18区の出土品の内の 縄文土器 深鉢(炉体土器) 縄文時代中期

柊遺跡9区の出土品

宮裏遺跡32区の出土品の内の 弥生土器 高坏(たかつき) 弥生時代後半

上谷遺跡15区の出土品の内の ガラス玉 古墳時代前期

宮ノ前遺跡13区の出土品の内の かわらけ 中世後半

稲荷森遺跡9区の出土品

前林遺跡7区の出土品の内の 須恵器 短頸壺 9世紀(平安時代)

中原遺跡15区の出土品の内の 須恵器 横瓶 8世紀(奈良時代)

一天狗遺跡2区の出土品

一天狗遺跡2区の出土品の内の 紡錘車 9世紀(平安時代)

花見塚遺跡17・18区の出土品の内の 銭貨 中世後半 ・ かわらけ 中世後半

花影遺跡29区の出土品

発掘調査の道具も展示されています

展示会場内

資料 左:本展出展遺蹟の解説書
右:平成30年度 発掘調査 埋文 さかど年報
出展11遺跡を含む15件の発掘調査の説明、写真等で構成 プラス番外として板碑
見学日:令和3年(2021)12月16日(木)