第十三章(4)
菩提薩多 依般若波羅蜜多故
同じ人間でも様々だ。
というより、一人として同じではない。
形や心や能力が違う。
国や人種や年代が違う。
違いはあるが、偉さの差はない。
偉さではないが、段階のような違いがある。
ある意味、差といってもいいだろう。
経験値といってもいいだろう。
誰でも通る道だけど、先と後がある。
決定的な差ではないが、現段階では差がある。
何度も生まれ変わって、経験を積む。
いろいろな悲しみ、苦しみ、嬉しさ、楽しさを味わう。
それは菩薩行として役立つ経験となる。
苦も非も哀も嬉も楽も役に立つのだ。
どんな人生も無駄じゃないぜ。
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