第十四章(3)
遠離一切顛倒夢想 究竟涅槃
知ったかぶりで解説している人達がいる。
もちろんワシもその中の一人だ。
い、いや、ワシは知ったかぶりじゃない。
最初から独善迷説だといってる。
決して謙遜じゃないぞ。
誇張でも斜に構えたわけでもない。
経を読むのではない。
経を記した人(ゲンちゃん)を感じるのだ。
経を説いた人(ブッちゃん)に共鳴するのだ。
同じ人間だもの、できるさ。
ただし・・・正誤真偽は問わないぜ。
評価としては偉人だろう。
だが優しいオッサンには変わりない。
衆生やケモノや妖怪の苦しみを軽減したいのだ。
難しい屁理屈はいらない。
ならば、誰だって仏陀や玄奘に共鳴できる。
誰もが共鳴できる柔らかさが、偉人という意味なのだ。
一部の頭でっかちが理屈で解説する人達じゃないぜ。
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