第十三章(10)
心無罫礙 無罫礙故 無有恐怖
「恐れ」も見直してみよう。
生きる事は恐れが付随する。
生命は必ず尽きる。
何時、何処で、如何なる理由でかは判らない。
誰にも判らない。
だから「恐れ」は必ず付随する。
「恐れ」の表面には無智がある。
勘違いもある。
だが底には、この世の仕組みがある。
仕組みの奥深さを感じるのだ。
「恐れ」は「畏れ」になる。
恐れる事は、単純に不都合なモノじゃない。
ブッちゃんは、その事を含めて「有」を使った。
恐れを知らない生物は、必ず自滅する。
自滅だけじゃない。
他の生物の迷惑となるのだ。
この世は多種多様なモノと共存共生で成り立つ。
恐れを無くしては、この世にいる意味が無くなるのだ。
(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。)