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コミュニティを見直す!

2006年07月30日 16時56分55秒 | 社会との関わり
7月22日自治体学会東北の主催で

『コミュニティを見直す』というシンポジウムが開催され、

パネリストとして、お話させて頂く機会を頂きました。

コーディネーターは、東北大大学院教授の山本啓先生

パネラーは、

先の基調講演をされたNHKの堀尾正明アナウンサー、

仙台都市総合研究機構企画部長の細田洋子さん

そして私の3人。


参加者は、自治体学会の会員さんが10数名と、一般の方が40人ぐらい?

地方自治体の職員の方が多かったようです。

でも、この自治体学会の対象は、決して地方自治体の職員だけではなく、

住民も含まれているのだけど、

自治体学会・・・というと、普通の人は自治体職員の人が対象と思ってしまいそう。


で、肝心の「コミュニティ」については、官民の協働、

モチベーションの維持、コミュニティを維持するにはどうしたら良いか?

という話題になりました。


【官民の協働】については、

官と民が、向かい合う関係(やってもらう側と、やってあげる側)ではなく、

目的(安心・安全な生活等)に向かって、横並びの関係で歩むのがベストだと

思いますし、皆さんからの賛同も頂きました。


それから、リーダーシップのあり方についての話も少しだけ出ました。

最近は、21世紀型(インクルーシヴ)リーダーシップが

取り入れられるようになってはきたものの

日本は、まだまだトップダウン・リーダーシップが根強いので、

この文化は、そう簡単には崩れないのかな?とも、思いました。


また、都市総研の細田さんが、都市総研とNPOとで連携して

二十人町に畑を作ることで、そこに新旧の住民や、

農業高校の生徒さんなどを巻き込んで

コミュニティを作り上げています。


細田さん曰く、これからのコミュニティには

「子供を巻き込んでいくこと!」ということで、

地域活動は、小学生を巻き込んで行っているものが多いのでした。


大人とこどもも混在する地域コミュニティは大切かも知れませんね。


私は、今回のこのコミュニティを見直す・・・というシンポジウムに参加して、

NHKの「ご近所の底力」という番組を知り、

これからは、町内会活動を見直すべきではないかと、

問題意識を持ちました。

宮城県では、あと10年以内とか、30年以内には、必ず

大きな地震が起きると言われています。


皆さんは、ご近所に住んでる方々のお顔はご存知ですか?


地震被害を受けたとき、ライフラインが復旧するまでの、

最低3日間とか、1週間を、どのように生活するか?!

ということが非常に大切になってきますし、

このときばかりは、隣近所、皆で協力するしか

生きる道は無い!と言っても過言ではない事態になると思います。


今から、町内会費で、各班に、食料と水のストックと、簡易トイレを

常備するとか、何かそういったことを通じて、

町内会の存在意義を確認できたらいいのではないかと思っています。


昨年から今年にかけて、地元新聞には、

町内会に加入していない人のゴミ出しを禁止した地域があったり、

町内会のトラブルも多いようです。

役員の引き受けてもなく、行政の下請け的存在でしかない町内会

今こそ、このリアルなコミュニティである町内会を

活性化できたらいいのになぁ・・・と思った次第です。