「優等生」と聞いて
あなたはどんなことをイメージされますか?
昭和の時代なら「優等生」とは、
成績や品行が特に優れた学生、生徒という意味でした。
しかし平成における「優等生」には、
言動にそつはないけれど、個性や面白みに欠ける人という
嬉しくない意味も含まれるようになりました。
極和ファシリテーションでは
プラスの言葉とマイナスの言葉を吟味して、
言葉が相手に与える印象や感情をとても大切にしています。
その意味で今や「優等生」は
誉め言葉ではなく、貶す言葉の要素が強いかも知れません。
極和ファシリテーションでは
価値観(ものさし)を重視し、
お互いに尊重することを大切にしていますが、
「優等生」の方は
自分の価値観(ものさし)ではなく、
親や先生のものさしで生きていることが多々見受けられます。
そのような方を「優等生症候群」と名付けています。
自分らしくあることより、
その場(家庭や学校)におけるものさしに添って
生きることを選択しているからです。
令和の時代には
「優等生」はどうなるのでしょう?
ダイバーシティ(多様性)が進み、
個性が重要視され、
みんなが金太郎アメでなくて良い時代!!
「優等生」は過去の遺物になるでしょうか?
この言葉の意味が変化し、
この言葉の持つ価値が変わることは間違いありませんネ。