極和ファシリテーションで活き・粋・自分らしく輝いて生きよう♪

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家族の中のファシリティ

2009年10月12日 18時14分30秒 | MAMIの哲学的思考
もう30年近く前の話ですが、

遠い親戚の家に泊まりに行ったときのことです。

遠方に住むおばあちゃん(と言っても血の繋がりはないのですが)は、

私の事をとても可愛がってくれていて、

何年ぶりかで逢った孫のような私を一生懸命

もてなそうとしてくれていました。

おばあちゃんには息子さんが居て、お孫さんもいて、

息子さんの奥様はとてもお料理上手でステキな奥様でした。


ところが・・・そのステキな憧れの眼差しで見ていた奥様の態度に

疑問を抱くことになりました。


もちろん、ステキな奥様であることに変わりはないのですが。


何故私が疑問に感じたか?

それは、おばあちゃんが私のために何かしようとするたびに、

「おばあちゃん 私がやるから座ってていいですヨ♪」

と言うので、なんて「できたお嫁さん」だろうと思ったのです。

ところが・・・

それが何度も続くと・・・・

「おばあちゃんは、何もしなくていいよ」という言葉が、

「おばあちゃんは居なくてもいいよ」という意味に聞こえてきたのです。

もちろんその方は、そんな気持ちは全く無くて、

おばあちゃんに楽をさせてあげなくちゃとか、

そんな気持ちでやっていたのだと思います。


でも・・・

おばあちゃんは、何かしたいのにさせてもらえない・・・

そんな状況だったのです。


お嫁さんのおばあちゃんに対する態度は、

ホスピタリティ溢れる態度だったかも知れません。

でも、それはお客様に対する態度なのです。


それを見たときに、

私は自分の母がいくつになっても、

母の役割、仕事を持たせておいた方がいい!!

母が居ないとダメなんだ!!という家庭を作るべきだと思いました。

(母にすると、いくつになってもこき使われる!!
 と思ってるかも知れませんが)(><;)


でも、

家族の中で自分の役割がある!

自分の果たす仕事がある!

家族に必要とされている!

自分が居ないとダメだ!

ということがある方が、毎日元気で暮らせると思いませんか?


もちろん、年齢に応じて仕事の量や、質は変えても良いでしょうが、

奪ってはいけないと思います。

家庭の中の窓際族を作ってはいけないのです。

そう思いました。


家族の中で、誰一人居なくてもいい人は居ない!!

一人ひとりがその中でできることを担う!

やることで満足し、やってもらうことで感謝する!

そういう関係を作ることが大切で、

そういうことをファシリティと言うのではないでしょうか?


これは、家族の変わりにクラス、チーム、グループ、組織など

言い換えても当てはまると思います。


一人ひとりの人権尊重でもありますネ♪


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