タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

~暮れなずむ夕日の宍道湖~

2014-11-03 | 風景

 

夕暮れとともに宍道湖畔をそぞろ歩いていると、西の空が茜の色に染まり

始め、ほんの半時ほどの間に、湖を真っ赤に染め上げてゆきます。

夕日を背にして、黒々と浮かび上がる嫁ケ島のシルエット、この小さな「嫁

ケ島」は、湖に落ちて亡くなった、若い嫁の身がらとともに、浮かび上がった

と言われる、悲しい伝説が残されています。

この悲しい伝説の女性を弔う様に、岸辺には、江戸の昔から「袖師のお地

蔵さん」が、島に向かってそっと手を合わせています。

暮れなずむ夕日とともに、しんみりとした哀愁を掻き立てる、ここは島根の

幻想的な夕陽スポットの一つで、夕暮れ時には観光客で、いっぱいになる

のです。

悲しい伝説とは真逆に、今日は明るいイメージの嫁ケ島を描いて見ました。

 

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