タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

「里ふりて 柿の木もたぬ 家もなし」 松尾芭蕉

2014-11-17 | 風景

中海、境水道、日本海、大山、大根島の一大パノラマ、ここ枕木山からの

眺望をゆっくりと一望した後、くねくねと曲がりくねった林道を下りて行くと

、両側に広がる山々は今紅葉の盛りでとても美しい。

山の中の一軒家(農家)の庭先には、その昔御先祖さんの手で植えられた

であろうか、柿の古木とイチョウの木が隣り合わせに、黄色と赤の美しいコ

ントラストを描いている。

柿の葉は、もうすっかり落ちて、あとには全く手付かずと思える、赤い柿の

実が鈴生りに、まるで枯れ木に花が咲いた様だ。

この時期、里山でよく見られる、片田舎の初冬の風物詩の一つ「残り柿」で

ある。

この残り柿は一体「渋柿なのだろうか それとも甘柿だろうか」と、柿好き

の私はいつも思いつつ見てきた。

畑を打っているおじいさんに断って、一個だけもぎ取って口にして見た。

「おぉー・・・渋い」・・・農家のおじいさん大笑いである。

「干し柿にでもすれば美味しいのだが、歳を取ってからは手間もなくて、そ

のままにしている。」とか、中には甘柿でさえ、そのまま冬を超えさせる農家

えある様だ。

まあそれはそれとして、これも自然の一部として見れば、まことに心和む景

ではあるまいか。

~今日も良い一日であります様に~

童謡:故郷の廃屋