タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

~大橋川にぽっかりと浮かぶ、塩楯島(手間天神社)~

2014-11-04 | 風景

松江大橋からから大橋川を少し下った矢田の渡しの辺りに、出雲国と伯耆

国の境界に入海があって、ここの辺りが真水と塩水の溶け合うところ、鬱

とした木々に覆われた小さな島、塩楯島がポツンと浮かんでいます。(こ

を通り掛かる度に、とても気なっていた島です・・・)

この島を南方(かた)から望むと、島の船着きを二つ三つ上った所に、大理

石の立派な鳥居が立っており、社(やしろ)の島であることが伺われます。

やはり「手間天神社」という小さな神社(小さな祭神)だったのです。

出雲神話の中では、少彦名命(すくなひこなのかみ:医学・学問を司る)を祀る神

社で、命はその祖神の指間から、この地に漏堕(こぼれおち)ち(それほど小さ

)給うたと伝えられています。

この島の名は、祭神が降臨する際に、海水が固まって島になったという伝

記によると言われています。

少彦名神は大国主神とともに(出雲地方で言う「えびすさん・だいこくさん」の名コン

)、全国を回って国土の開拓をされた神とされており、「商売繁昌」神“え

びす様”として有名な七福神の一人で、多くの人に愛されています。

今回は、長年気になっていたこの島を、スケッチするに当たって少し調べて

分かった次第です。(ソッと手を合わせた来ました)

(今日はパステルだけで、少し抽象タッチに描いて見ました。)

       ~今日も良い一日であります様に~


~実際の塩楯島(手間天神社)~