タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

~人が人を想う心~

2014-11-21 | その他

いつも元気をくれる花がある。

その花の名は「ゼラニュウム」、、玄関先のプランターの中で、赤い花が今

日も来る人を出迎え、そして帰る人を見送ってくれている。

深紅の花は、年から年中花が咲き通しだ。

この花を見る度に私は思う・・・花にも「命」があり、人を思う「心」があること

を・・・

人は、「そんなことあるものか」と思うかもしれない・・・しかし現に、花を愛す

る多くの人は、「大きくなれ、大きくなれ、綺麗な花を咲かせてくれよ」と、花

に語り掛け撫でながら水をやるではないか。

すると花々は、それに応えて綺麗な花咲かせてくれではないか。

人は、お腹の赤ちゃんに「元気に生まれて来るのだよ」と、語りかけ音楽を

聴かせると、健やかで感情豊かな赤ちゃんが生まれて来るではないか。

この宇宙で、人間にだけ感情があり、生けるものの中で、人間が至高のも

のと考えるのは、それは妄想であって、単に思い上がりに他ならないのだ。

動物から花から・・・現に人間は「生きる力」をもらっているではないか。

名優・高倉健が残した、「人を想う心が、人間にとって最も大切なことだと思

う」とい葉の重みを、玄関先の「ゼラニュウム」の花に水をやりながら、

フッとそんな事を思った朝でした。

「愛の花咲く時」をエンゲルベルト・フンバーディンク