一度は育ててみたいと思っていた、「胡蝶蘭」をお祝いに頂きました。
とても立派な花で、しっかりとした三本の茎に、30匹ほどの「胡蝶」が止ま
っています。
ちょうど今国政選挙を控えて、この胡蝶蘭が全国的に飛ぶように売れてい
るとか。
いずれにしてもこの花は、お祝いにぴったりの華やかさを備えた花であ
り、学名の” aphrodite ”(アフロディテ)は、ギリシャ神話の「愛と美と豊
穣」の最高の美神・アフロディテに由来するそうな。
こんな綺麗な花を一年だけで終わらせては、もったいない限りである。
しかしこのラン、元々が東南アジアの高温多雨の、亜熱帯気候の地に広く
分布する植物であり、我々素人が比較的寒い当地で、育てて花を咲かすこ
とは、とても難しそう・・・出来るだろうか。
だが、縁あって我が家においでになった「最高の美神」様、何としても来年
も綺麗な花が咲く様に、丹精込めて育てたいものである。
『胡 蝶』とは
荘子が夢の中、で胡蝶になり、自分が胡蝶か、胡蝶が自分か区別がつか
なくなったという、荘子の「斉物論」の故事に基づくと言われ、自分と物との
区別のつかない「物我一体の境地」、または「夢か現か」:現実と夢とが区
別できないことのたとえ。・・・・とか。
~今日も、良い一日であります様に~
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