とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

月曜日は議員全員協議会、傍聴を!

2018年04月13日 | とだ*やすこの議会報告
■議員全員協議会のお知らせ

4月16日(月曜日)午前10時
役場庁舎3階 委員会室にて

※途中入室・退席可能です

案件
1)平成30年度議会日程について(確認)
2)議長への要望事項の検討 ※主にインターネット中継の導入についての議論
3)その他


その他の内容
平成30年島本町議会2月定例会議(後半) 第26号議案一般会計予算の討論に入る前に定足数を満たさず議会が不成立に至った事案について


これについては、3月30日付で戸田・中田議員(会派「人びとの新しい歩み」)河野議員(共産党)の3名で、川嶋議長(公明党)宛に、次のような要望書を提出しました。


島本町議会 議員全員協議会の議題の追加について(要望)

3月27日に開会された、平成30年島本町議会2月定例会議(後半)において、午前11時20分ごろ、第26号議案島本町一般会計予算の討論に入る前に、定足数に満たない状況が生じ議事進行に著しい支障が生じました。

私たちは今回、事態発生の約5時間後に、本会議再開の召集のため議長が「島議第592号出席催告書」を議員全員に発するに至ったことを非常に重く受け止めています。

同時に、休憩時間中に開催された議会運営委員会の論議はあくまで「議事進行、本会議再開」に向けたものであったため、本件に至った経緯や理由に不明確な点が多々あります。

そこで本件の全容を明らかにし、今後の再発防止につなげる論議が必要であると考えます。

つきましては、下記の課題(=上記、その他の内容)について、4月開催の議員全員協議会の議題として加えていただきますよう要望します。(以上)

なぜ、どのような経緯で定足数を満たさない事態に至ったのか、起こってしまった事態にどのように対応すべきであったのかを、島本町議会としてふりかえる機会が必要と考えたからです。

「主権者は市民。そのことを理解できていれば、今回、多くのことがもっと適切に解決したと思う」というのが、傍聴にかけつけてくださったある方の感想です。

議会は市民のもの。島本町議会が民主的に適切に運営できているか、市民のみなさんの厳しい監視の目が今、これまで以上に必要になっています。傍聴をお願いします。

 
画像
弾けるように咲いた庭の白木蓮
気がつけば、もうすっかり新緑

議会制民主主義、事実上の崩壊!

2018年04月01日 | とだ*やすこの議会報告
森友学園疑惑追及、佐川前国税庁長官の証人喚問の日、島本町議会では2月定例会最終日を迎えました。

最終日の27日は、前半議会で提案され、総務建設水道委員会・民生教育消防委員会に付託されて審議を終えたものに対して、本会議場で13人の議員がそれぞれに賛否を表明します。

ふたつの常任委員会は、付託された案件すべてを可決しています。そのことは、朝、総務建設水道常任委員会・平井委員長、民生教育消防委員会・「村上委員長」から報告されました。いつもどおりの運びです。

11時15分頃、川嶋議長(公明党)が「これより一般会計予算の討論を行います」と発言、ここで大事件が起こりました。

自由民主クラブ
(伊集院議員・村上議員・福島議員・野村議員・清水議員)
大阪維新の会(塚田議員・大久保議員)
公明党(岡田議員)
以上8人の議員が無言、無断で議席を離れ、議場から退席しました。

なにが起こったのか、議場には戸田・中田(人びとの新しい歩み)、平井・東田(コミュニティネット)、河野(共産党)5人の議員が残されました。

ここで川嶋議長(公明党)が休憩を宣告、その後約5時間、議会は空転します。

このとき、残された5人にわかるのは、定足数(半数以上)を満たさず議会が成立しない緊急事態であるということだけです。まもなく役場庁舎に続々と住民が参集することになります。

事態発生(11時15分過ぎ)
川嶋議長
引き続き第26号議案平成30年度島本町一般会計予算に対する討論を行います。
ただいま、出席議員が定足数を欠きましたので、会議規則第12条3項の規定によって暫時休憩をいたします。再開時間はまた追って連絡しますのでよろしくお願いいたします。

同じく残された町長、町執行部の部長級ですが、こちらは落ち着いていました。おそらく事前に情報は入手していたはずです。なぜなら上記のような議長の発言は、通常、すべて事務局が事前に準備するものを読み上げるからです。

(追記:戸田・中田議員・河野議員でこの間=4月13日まで、議長・事務局長をはじめ、関係者へのヒアリングに務めたところ、事務局としては、あらゆる状況を想定して、議長発言の原稿をファイルしたものを常備しているとのことでした)

執行部側の席に、山田町長がひとり静かに凛と着席(映像的記憶としてのこるでしょう)。昨春の選挙で町長を応援しなかった議員の「数の力を可視化しようとする」パフォーマンス、という思いが頭をよぎります。

今、こうして書きながら気づいたのですが、部長級職員が議場を去った後も山田町長が席を立たなかったのは、わたしを含めて数人がまだ議場に残っていたからではないか。若いが、そういうところが山田町長にはある。確信をもってそう思えてきました。

いずれにしても、少数派がこの点が許しがたいという一点突破で、少数派であるがゆえのバランス感覚(誤解を恐れずにいえば安心感)で議案に反対し、町長・町執行部と議会の緊張感をもって一定のブレーキ機能を果たすのとはわけがちがいます!

提案された当初予算を多数派が否決すれば、あるいは議会を流会にすれば、数日後の4月から役場機能がストップ、事務全般が機能不全に陥るからです。

予算になにか重大な問題があるなら、堂々と「討論」でその理由を述べ、市民に開かれた「議場」で示されなければなりません。

しかし今回は離席・退席。断りもなく、無言で、説明もなく、過半数を割ると知りながら8人の議員が「みだりに離席」しました(会議規則105条:議員は、会議中みだりに議席を離れてはいけない)。責任、重くないですか?!

その後、わたしは事務局職員が急いでパイプ椅子を議長室に運んでいるのを目にします(映像的に残る光景)。極めて手際がよい。シナリオはできていたのか。

(椅子を議長席に運ぶことについては、議長判断により8人を議長室に呼ぶこととなり、椅子が足りないということでその場に支持、事務局が委員会室のパイプ椅子を異動させたとのことでした)

議長室に8人の議員と局長が入った、という情報。本来、議長は、会議の定足数を欠くおそれがあるときは、議員の退出を制止する立場にあります(会議規則第12条定足数に関する措置)。なのに議長室に参集する状況を率先してつくってしまった。責任重くないですか?。

議会運営委員会開催!!!と誰もが思う局面ですが、議運の岡田委員長(公明党)が自ら離席・退席、議長席に入ってしまった!?!岡田議員は議長経験もある五期目のベテラン議員。責任、重くないですか?

今朝、民生教育消防委員長として「認定すべきものと決定」したことを報告した村上委員長も離席・退席組。本来ならば、議会運営上それはおかしい、常任委員会の軽視ではないかと、この稚拙な企て(?)を阻止する役割を担うべき人です。(村上議員は事情により午後早退)

島本町議会の多数派は常に多数派だけでことを決めようとしてきた歴史的風土。14人の合議機関であるという理解ができていない、議会はだれものとかが理解できていないから、平気でこういうことができると、今さらながら理解できました。悲惨。

この後、1時35分議会運営委員会が開かれるまでの2時間強、お昼休みもままならないまま、廊下は大混乱に陥ります。

議長、事務局長ともに8人の離席・退席組への対応に終始。傍聴者への対応がまったくもって適切ではありませんでした。このことが混乱を招いたのは明白。

さて、この間、河野議員が急ぎ手書きで「緊急申入れ」を作成(こういうところ尊敬)。河野、戸田、中田名で「何ら説明もなく休憩を余儀なくされている5人の町会議員」への説明を求める申入れを議長宛に提出しました。

総務部長が議長室に入り、後には町長が入室。集団で申し合わせて(?)議席を離れ、本会議を流会にした8人の議員が、議長室で町長と会っている、逆に言えば、議会中に町長が8人の議員とだけ密室で会っているという異常事態になっていきます。

廊下では、午後から早退するという村上議員と住民とのやりとり(村上議員の暴言恫喝事案)も影響してか、傍聴者の個々のテンションが高まっているなか、密室で町長を8人が囲っているなど異常事態ではないか!とドアを叩く人が現れました。

後で知ったのですがどうやら議長室は鍵がかかっていたそうです。警察に連絡したほうがよいのではないでしょうか、と真剣におっしゃる方もありました。離席・退席組8人は議長室。残る5人は蚊帳の外。まったく状況がわからないまま時間が流れます。

(議長室のなかにいた複数の方に確認した結果、鍵がかかっていたのではなかったようです。運び込まれた椅子がドアの前にあり、そこに議員が座っていたことによってドアが開かなかったというのが事実に近いと思われます)

議員8人で町長を議長室で取り囲み(部屋の広さからしてそういう感じになる)、「町長の真意を確認しないと予算に賛成できかねる」というのですから、異常事態です。

ようやく13時35分に議会運営委員会が開かれることになりました。メンバーは岡田議員長(委員長・公明党)、伊集院委員(自民党)村上議員(自民党・欠席)、塚田議員(大阪維新の会)東田議員(立憲民主党)、そして戸田(人びとの新しい歩み)。

一瞬でも気を抜くと、多数決という数の力で、あるいは横柄な態度で、ときには恫喝で会議の流れが変わる会議。今、必要なことは、まず説明を求め、次に数ある問題点を漏らすことなく指摘、一定、納得できる状況に至った段階で本会議を再開することです。

ここがわたしの勝負どころ、冷静スイッチ。発言の順序を考えながら、ときに冷静に声を大きくして多く発言しました。ここで会議を混乱させれば、市民の議会への信頼はさらに堕ちていきます。

問題点を過不足なく指摘できたという自負はありますが、なんと、この会議は録音されていませんでした(痛恨の極み)。「本日の会議は何時まで行うか」といういつもの議会運営委員会と同様に扱われていたからです。

一瞬も気が抜けません。発言の内容は、その多くを中田議員がブログで、論点を整理して、簡潔に整理されています(素晴らしい!)。

議会運営委員会での、岡田委員(公明党)、伊集院委員(自民党)、塚田委員(大阪維新の会)、離席・退席のそれぞれの説明は、正直「意味が分からない」というレベルのもの。不思議、かつ不可解なものした。もう聴き直せないと思うと残念です。

施政方針の内容と委員会での町長の発言に整合性がないというのが三会派に共通した理由。それぞれに町長の姿勢に疑義があるということでした。以下がそれぞれに疑義がある案件ですが、各委員会では特に質疑、追求された記憶がないという不可解。

自由民主クラブは大沢のキャンプ場廃止について(伊集院議員)、大阪維新の会も同様(塚田議員)(しかし後に大久保議員の発言で「広域連携」とわかる)、岡田議員(公明党)はJR島本駅西地区のまちづくり。

個人的な思いと町の政策判断とは必ずしも一致しないが、組織の長として総合的に判断して(山田町長の傾聴の姿勢とその能力は、わたしが知り得るなかで最高級レベル)決めている、という誠実な委員会答弁を、この8人は理解できなかった。

つまるところ、そういうことかと思います。そして、委員会でも本会議での討論でも発言の機会があったのに、本会議を空転させて密室で真意を問うているという不可解。納得できないならば、委員会終了後、直接真意を問う機会も時間も充分もあったはずなのに。

なぜ、今、このような絶悪のタイミングで??そのカギは前日の都市計画審議会にあると思わざるをえません。要はJR島本駅西の開発問題なのです。これに大阪維新の会(新人2名)が巻き込まれたのではないか、とわたしは思うのです。

どちらにしても「委員会質疑で!」「議場の討論で!」これにつきます。

議員にとって、議会での表決権は「最も重要な基本的権限」。単に賛成、反対の意思を表すだけでなく、その理由を「討論」によって明らかにすることが重要。

傍聴者はもちろん、傍聴に来られない市民にも、「未来の市民」にも説明責任があるからです。※議会の会議録:永年保存

議会軽視!委員会軽視!民生教育消防委員長・議会運営委員会委員長の職務放棄!議会事務局にNOと言わさない歴史的風土(某党?)島本町の議会制民主主義の崩壊です!

議会運営において、これまで数多の理不尽(意地悪)と闘ってきましたが、今回は黙らない!冷静に、爆発的に、わたしは怒っています。


再開は16時20分。最終的に14名全議員が議長から出席催告書を受け取り議会は再開されました。単なる休憩でないことは明らかで「島本町議会」として再発防止に努めなければなりません。

最終的に、2月定例会で山田町長から提案されたすべての議案を全員賛成で可決。山田町政は実に手堅く、丁寧に一年目を終え、今日から真価を問われる二年目を迎えます。

わたしの議員活動は10年を迎えます。ふと感慨深い。家族を含めて多くのみなさんに支えていただいていると信じて前進しよう。政策課題に向きあう活動スタイルを貫き、議会を市民の手に取り戻したい!いっしょに頑張りましょう!


(4月13日:追記ならびに、一部わかりやすい表現に修正しました)

空の色春へ春へと青を足し

2018年02月26日 | とだ*やすこの議会報告
空の色春へ春へと青を足し 靖子

今日は、春光に包まれて役場庁舎に向かいました。明日27日(火)から2月定例会議がはじまります。女性議員が多いと、なにかと注目される島本町議会ですが、3月8日の国際女性デ―が近いということで、明日は新聞社の取材(傍聴)が入るそうです。

主な議案は山田町政初の当初予算・平成30年度予算編成です。また、任期満了に伴い教育長人事が提案されます。町長はその施政方針において、JR島本駅西地区について具体的な財政面での支援も検討しながら、引き続き技術支援を行う、と一歩踏み込んで言及されます。

これに対して、大綱質疑(代表者質問)で各会派の議員が質問します。大綱質疑の日程は通常の流れでいくと3月5日になります。詳細は島本町Hp島本町議会

維新・自民・公明党が推薦する町長候補者が高槻市との合併を主張した昨春の選挙で、JR島本駅西のまちづくりは隠れた争点になってしまいました。

JR島本駅西のまちづくりは、島本町にとって、50年に一度あるかないかの重要な政策課題です。自治体の自治を踏みにじるような選挙のやり方は、つくづく罪が重いと、今、改めて思います。

明日27日、初日は一般質問からはじまります(質問する議員は7人)。とだ*やすこは3番目(通告順)、27日の午後一番になる予定です(進捗状況によっては午前中、昼にかかって終了?)※各議員の一般質問はこちらから

JR島本駅西のまちづくり=都市計画×開発計画につき、町執行部の姿勢を質します。間際のお知らせになりましたが傍聴をお待ちしています

平成30年2月定例会議議会日程

本会議
前半2月27日、28日、3月1日、5日
後半3月27日 討論・採決が中心

総務建設水道委員会 7,8,9日(人びとの新しい歩み:とだ*やすこ)
民生教育消防委員会 13,14,15日(人びとの新しい歩み:中田議員)


答弁側には、日常業務からの専門性があり、課のチーム編成。こちらはアマチュア、一議席。委員会での質問を準備するわたしの姿は、〆きりに追われる漫画家さん(あまり売れない新人)って感じで、ちょっと凄いです ※漫画家さんに失礼かもm(__)m

編集者も校正担当も色彩をのせてくれるスタッフもいない孤独な作業ですが、担当レベルの職員さんとガチンコでやりとりができる常任委員会が、そしてこの仕事がかなり好きです。

与えられた発言の権利を無駄にすることなく、より建設的な議論ができるよう務めます。最近は傍聴も増えています(入退場自由)。引き続き町政に関心をお寄せください。


画像
議会答弁のHOW to 本
議員の間で話題になっています

まだ、読めていませんが
この先にまちの未来があるのか?
そういう本のようです

匿名(偽名?)で書かれているそうです

今年最後の定例会議、傍聴歓迎!

2017年12月08日 | とだ*やすこの議会報告
議会運営は日々闘いです。国政において野党の質問時間を少なくする提案に、野党が苦渋の選択を強いられる場面をみるにつけ、腹立たしいことの連続でも、そのなかから得るものを獲得していくために弱音を吐いてなどいられない!となんとか頑張れている毎日です。

晴れた日、冬の月が綺麗な日は心が洗われます。12月はクリスマスソングを聴きながら仕事をしています(クリスチャンではないけれど)。もう多くは忘れてしまっている香港生活ですが、30代、クリスマスシーズンの繁華街を歩いたあの頃の雰囲気がよみがえって癒されます。


12月定例会議のお知らせ
12月13日(水)14日(木)15日(金)
10:00~ いづれも役場庁舎3階本会議場
傍聴可能、出入り自由


とだ*やすこは、三つのテーマで一般質問します
Ⅰ)町の保育と教育に明確なビジョンを!
Ⅱ)三島救命救急センター移転検討の透明性を問う
Ⅲ)JR島本駅西地区まちづくりを問う ~ 公共施設の課題とともに ~
※6番目(通告順)初日13日の夕方の予定


議事日程と11名の議員の一般質問通告項目
提出予定議案

専決処分
・一般会計補正予算(第5号)
衆議院解散総選挙の選挙事務委託金 1146万5千円
・公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)
島本1号汚水幹線テレビカメラ調査業務委託料110万円
復元工事費710万円
※人権文化センター付近の町道山崎幹線において
下水道管破損に伴う道路面の沈下が10月25日に発生

第78号議案
工事請負契約 公共下水道五反田雨水幹線整備工事(第2期)
契約金額 5億1732万円
契約業者 大鉄工業株式会社
契約方法 制限付き一般競争入札
※12月7日 会派(とだ・中田議員)・河野議員で現地(樋ノ尻公園~生協前)歩く

第79号議案
島本町心身障害者の医療費の助成に関する条例等の一部改正について
※大阪府の制度改正によるもの
※便乗切り捨ては見送り、町の独自助成は当面据え置く方針
※今後の行財政改革において見直しが提案されるとみています

第81号議案
一般会計補正予算(第6号)
山ノ瀬橋(山崎地区)補修工事(上部工)1626万円
町営住宅補修工事237万6千円
第4小学校のクラス数増に伴う給食食器の購入
第一中学校屋内運動場舞台緞帳取替工事 128万9千円など
※12月6日 会派(とだ・中田議員)・河野議員で一中・4小現場を視察

衆議院議員総選挙☆開票結果

2017年10月23日 | とだ*やすこの議会報告
大型で強い台風21号の接近で、たいへんな投票日になり、投票率は下がりました。本日早朝、島本町に発表されたいた警報は注意報に変わりました。選挙関係者のみなさん、災害対策配備のみなさん、お疲れさまでした。

衆議院議員総選挙 島本町の開票結果(平成29年10月22日執行)をお知らせします。

■島本町開票結果(開票率100.00 %) 

小選挙区
投票率 60.53%
投票者数 15,265人

立憲民主党  辻元清美   7,359票
自由民主党  おおくま和英 4,334票
日本維新の会 松浪ケンタ  3,336票

有効投票 15,029票 無効投票 236票
投票総数 15,265票
持ち帰り    0票
 

比例代表 
投票率 60.51%
投票者数 15,260人

政党名(届出順)
公明党 得票数 1,192票
社会民主党 得票数 174票
自由民主党 得票数 4,260票
日本維新の会 得票数 3,186票
希望の党 得票数  913票
幸福実現党 得票数 44票
立憲民主党 得票数 3,685票
日本共産党 得票数 1,565票

有効投票 15,019票 無効投票 240票
投票総数  15,259票
持ち帰り     1票



高槻市選挙管理委員会発表)

当日有権者数
男 139,546
女 155,896
合計 295,442


小選挙区
辻元清美     68,429
おおくま和英   52,149
松浪ケンタ    41,602
合計 162,180
※投票者数と得票数合計の差は無効投票などによるものです



比例代表(届出順)
公明党 19,103
社会民主党 1,709
自由民主党 44,041
日本維新の会 38,330
希望の党      9,627
幸福実現党 561
立憲民主党 35,651
日本共産党 13,121
合計 162,143
※投票者数と得票数合計の差は無効投票などによるものです


高槻・島本
辻元清美  75788
大隈和英  56483
松浪ケンタ 44938


画像
tomoco.K inゆりの礼拝堂
チャリティコンサート(10月22日)

「よる」は
アコースティックギターとピアノ
シンセサイザープログラム音楽

メッセージ性の強いオリジナル曲に
心ざわめき、勇気をもらいます

初回から出演されている
藤田由紀さんの歌声もますます素敵♪

滋賀県JIAMで学びの一週間

2017年10月21日 | とだ*やすこの議会報告
月曜から金曜、滋賀県・唐崎のJIAM(全国市長村国際文化研修所)にて、市町村議会銀研修5日間・社会保障・社会福祉コースに参加しました。自己啓発です。

大好きな琵琶湖湖畔の施設にて5日間を過ごしました。雨に煙る比良山系、動く夜景JR湖西線の灯、そして全国各地からの基礎自治体議員との語らい。ハードスケジュールでしたが、あっというまの5日間でした。

とりわけ「介護保険のこれからと市町村の役割」鏡諭先生(淑徳大学コミュニティ政策学部教諭・元自治体職員)のお話が素晴らしかった。拝聴するのは今回が2回目です。

その他の講義のテーマは、「社会福祉事業の経営管理」「地域医療の確保に関する課題」「社会保障の現状と展望」「超高齢社会に向けた医療・福祉システムと自治体の役割」

「地域包括ケア~高齢者の「すまい」と地域づくり~」「子ども・子育て支援施策の現状と課題」「生活保護制度の現状と課題」そしてグループワークと発表。

講師が素晴らしいと北海道から参加された方もおられました。厚生労働省に務めた後、大学で指導にあたっておられる教授陣の講義は、資料も豊富で内容も充実、一流の講義です。

ただ、問題意識なく、そのまま鵜呑みにして議会での質問に活かすのはどうか、とも思え、生活感覚を失わずに聴く必要がありました。その点、基礎自治体の職員であった方のお話には真実があります。

中部学院大学人間福祉部教授の柴田純一先生の福祉事務所・生活保護のケースワーカーとしての経験に基づいた事例紹介は、貧困への想像力を欠いた「生活保護者」バッシングが、いかに浅はかで傲慢なものであるかを伝えるに充分。思わず涙がこぼれました。

2000年にはじまった介護保険制度は、負担(保険料)と給付(サービス)のバランスを島本町が自ら考えなければならない社会保障ですが、制度の維持を「マクロ」の視点からみるばかりでは人は救われません。「ミクロ」でみること、「人」をみることが大事と再認識した一週間でした。


立憲主義を回復、民主主義を守ろう

2017年10月16日 | とだ*やすこの議会報告
森友・加計問題隠し、大義なき解散総選挙です。選挙戦は中盤にさしかかり、期日前投票で現在、自民・おおくま候補が圧倒的に有利との情報もあり、残念ながら戸田の予感は的中しました。

わたしたちの高槻・島本大阪10区は、全国きっての激戦区、メディアの最注目選挙区になっています。辻元清美候補には、多くの励まし、応援をいただき、選挙活動は極めて明るい雰囲気です、が稀にみる厳しい選挙となりました。

ひとり一票の民主主義、その価値と重みをを辻元さんの選挙応援を通じて実感、今のわたしがあります。今回の選挙では、街宣車に乗り、駅前に立ち、数十年ぶりの応援をさせていただいています。

高槻・島本では、野党が、市民が、ともに協力しあえる市民連合が実現しています。政治を変える力は、生活の中に、現場のなかにあります。わたしは、立憲民主党からの立候補となった辻元清美さんを応援します。


数の暴挙、怠慢、傲慢、安倍政権の政治姿勢が、なにより問われる選挙です。議論ができる当たり前の議会、まっとうな政治のための与野党バランスを!

民主主義を守り、立憲主義を取り戻すため、高槻・島本選挙区は辻元清美さん、比例区は立憲民進党(民主党・立憲・りっけん)と思いを届けます。


解散総選挙!週末の大阪10区

2017年10月16日 | とだ*やすこの議会報告
15日日曜日、JR高槻駅北側ロータリーに、枝野幸男立憲民主党代表が立たれました。あまりの人の多さに遠巻きに見守りながら、ボランティアスタッフを務めました。

雨の中、立ち去る人もなく、配る政策チラシが瞬く間になくなっていきました。演説の声でわかる政治家の今と力量。枝野代表の演説(一部)がSNSで紹介されていましたので、ご紹介します。


辻元清美を応援して下さいではありません、これからの民主主義は。私もみなさんの声に背中を押されて立憲民主党を立ち上げる事にしました。

立憲民主党を作ったのは枝野幸男が立ったからではありません。枝野幸男立て、と背中を押したあなたが作ったのが、立憲民主党です。立憲民主党はあなたです。

ここでの選挙は辻元清美の選挙ではありません。今の政治、声が届かない、俺たちの方を向いていない、そうした皆さんの選挙です。それを受け止めるのが辻元清美です。

だからこの選挙の主役は皆さんお一人お一人なんです。だからお願いします、ではありません。

皆さん、辻元清美と一緒に戦いませんか?一緒に戦いましょう。一緒に新しい政治を、民主主義の扉を開きましょう。辻元清美とともに、立憲民主党とともに、新しい時代の扉を開きましょう。

一緒に頑張りましょう。私には、あなたの力が必要です。ともに頑張りましょう。(枝野幸男立憲民主党代表)■


そのとき、わたしは歴史の一頁に居て、観衆ではありませんでした。人はみな歴史の駅伝ランナーです。草の根の市民の力で変えられる、市民の力でしか変えられない、だから選挙があります。

自治体の非正規雇用職員

2017年10月06日 | とだ*やすこの議会報告
平成28年度の一般会計決算は認定としましたが、行政の課題はあまりにも多く、認定を表明する討論では多く改善を求めるものについて述べました。

まず、なんといっても非正規雇用の問題。「非正規雇用では暮らしの将来像が描けません」と大綱質疑でも問いました。答弁によると平成28年4月1日現在での島本町の臨時・非常勤職員の割合は54.4%(任用期間や1週間あたりの勤務時間を問わない数字)。

それぞれの職種における割合は、図書館職員が75.0%、学童指導員が100.0%、消費生活相談員が100.0%、保育士が77.4%、幼稚園教諭が45.0%、介護員が95.2%


総務省が平成28年度に実施した「臨時・非常勤職員に関する調査」は、調査基準日が平成28年4月1日、任用期間が6月以上または6月以上となることが明らかで、1週間当たりの勤務時間が19時間25分以上の臨時・非常勤職員が調査対象。この基準に照らし合わせると本町における臨時・非常勤職員の割合は40.3%。

臨時・非常勤職員は、「常にある仕事」「常に働く人」であるにもかかわらず「臨時的」に任用されています。制度の趣旨や勤務の内容に応じた任用・勤務条件になっていません。

日本国憲法第15条第2項に「すべて公務員は、全体の奉仕者であって、一部の奉仕者ではない」と規定され、これは非正規雇用の職員にも課せられることです。

守秘義務、職務専念義務、上司の命令に従う義務などを等しく負い、信用失墜行為の禁止や、政治的行為の制限なども課せられます。さほどに同等性があるにもかかわらず、正規、非正規雇用間の処遇には歴然とした「格差」があります。

給与上の格差と雇用安定性の格差です。民間企業において「雇い止め」と呼ばれて大きな社会問題になった有期雇用ですが、地方公務員の非正規任用職員にも同様の問題が絶えず発生しています。

定期昇給制度が充分に確立していないため、勤務年数を重ねるほどその格差は開く一方。通常、人事異動がないこともあり、正規職員が担うべき職務を5年、10年と担当して経験を積み、結果、正規職員の指導にもあたることになっています。

契約が更新されるかどうかが分からない、毎回、同じ書類を書き、同じ質問に答える契約更新時のストレスを想像できますか。多様な雇用を可能にするどころか、雇用の調整弁として非正規任用が活用されているのです。改善されなければなりません。


画像
雨に煙るJR島本駅西

午前、ふたつの会議
午後、会議傍聴を終え
夕刻、高槻市に句かいました

講演会「つながり、変える私たちの政治」
お話は政治学者の中野晃一さん
市民連合呼びかけ人・上智大学教授政治学

主催は市民連合高槻・島本
一歩の勇気が政治への参加に
主権者は市民です


平成28年度の一般会計決算、認定しました2

2017年10月05日 | とだ*やすこの議会報告
つづき

福祉分野においては、やまぶき園の移転建替え及び地域生活支援拠点整備への積極的な取り組みが行われました。公募、社会福祉施設整備審査委員会における審議を経て、社会福祉法人南山城学園に決定。関係機関からの意見徴収、当事者意見の反映、審査過程の透明性が評価できる点です。

ひとり親家庭の見なし寡婦控除は声なき声に応える改革となりました(求めていました)。乳幼児健診利用者への利用を拡充した福祉ふれあいバス(提言しました)については、高齢者の移動を保障するため、そのあり方を熟考する時期にきていると考えます。

地域包括支援センターにおける総合相談事業、介護予防アプラン作成、認知症対策など、これらの事業を町直営で行うことは、高齢化社会の課題を肌で把握し、高齢化施策に活かせる本町の強み、民間委託には反対するものです。ただし課題整理と比較検討までを否定するものではありません。※民営化検討を強く主張する議員あり

「第6期島本町介護保険事業計画」の中間年度として、地域密着型特別養護老人ホーム「島本の郷」への補助金交付決定や、介護予防・日常生活支援総合事業の準備など、課題が多い年度でした。障害、貧困、疾病、介護等、高い専門性と寄り添う力を求められる日々の職務に感謝します。


子ども・子育て支援の分野において、府営島本江川住宅を活用した家庭的な雰囲気の小規模保育事業で待機児童対策に努められ、内外から注目されました。成功事例と評価します。

平成27年、28年度は、子ども・子育て支援新制度における障害児保育のあり方を研究、今後の障害児保育について検討されました。まだまだこれから、課題は多いと認識していますが、その成果は平成29年度の「子育て支援事業のご案内」第9章に確認できます。新たな局面での障害児保育充実に期待します。

教育分野においては、フルドライシステムの給食調理施設での自校炊飯、中学校における完全給食がはじまりました。親子方式というこれまで経験しなかった取り組みに、大きな混乱もなくスタートされました。日頃の仕事の質が活かされていると評価しています。

一方、第一小学校の給食の課題については、保護者との対話を重ねて急ぎ方針を決定する必要があります。丁寧な対応、迅速な判断が必要です。

その他、全般、概ね、適切、妥当な予算執行であったと認め、平成28年度の一般会計歳入歳出決算を認定としました。しかしながら課題は多く、改善を求めることについても多く述べました。改めてUPします。


画像
第一小学校の裏手から
百山方面を見渡す
9月23日の勉強会
「水無瀬殿を知ろう」に参加して

後鳥羽上皇の時代
島本町域内に点在していたと思われる
御所・水無瀬殿に想いをはせる