とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

バリアフリー基本構想・中期的課題は?

2016年02月28日 | とだ*やすこの一般質問
平成28年度2月定例会、各議員の一般質問は昨日で終わりました。戸田は所属する民生教育消防委員会以外からテーマを選んで一般質問しました。自らの問題意識や住民の方からの指摘要望に基づいているので、議員ひとりひとりの取り組みが「市民にもっともみえる」のが一般質問といえます。

Ⅱ)バリアフリー基本構想・中期的課題の取り組みを確認します

1)交差点横断歩道へのエスコートゾーンの設置について
2)JR山崎駅(大山崎町域)のバリアフリー化の進捗状況について
3)JR島本駅自由通路のベンチ設置について
4)総合的な自転車交通対策について

自転車走行ルールについて周知したり、万が一の場合に備えて高額な賠償補償に対応できるよう損害保険への加入を促したり、啓発活動の重要性を昨年6月の一般質問で訴えました。取り組みが進んでいるかを確認する意図もありました。課題は課題のまま、という答弁で終わってしまった印象です。

また、4月には「大阪府自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例」が施行され、7月には罰則規定はないものの、府内すべての自転車利用者に保険加入が義務化されると認識しています。このことを踏まえて、島本町においても自転車損害賠償保険への加入について啓発することを再質問で求めました。

終了後、大山崎リトルプレイスと天王山ときたま手帖で企画した「アンコール取材ライブカフェ」で大山崎町のパン屋さん・パべナチュールで、オーナーの西村綾さんのパリ修業時代から開業までのお話をお聴きして、ほっこり。勇気と元気をいただきました。


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大山崎町・島本町に住む人でたちの
自主制作映画『家路 on the way home』

2月28日、島本町ふれあいセンター
ケリヤホールで自主上映されました

監督も音楽も島本町在住の方
キャストはすべて両町の住民

難解なストーリーにみえて
伝えたいことが明確(と感じた)
とてもいい映画を観ました
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水と緑と生物多様性を守るために 

2016年02月28日 | とだ*やすこの一般質問
平成28年2月定例会で戸田が行う一般質問のテーマ

Ⅰ)水と緑と生物多様性を守るため
~持続可能な天王山周辺森林整備~

2016年2月13日、しまもと環境・未来ネット公開講座において、「地下水は無限か?森が育む『地下水』の持続可能性について」という講演会が行われ、興味深く拝聴しました。主催は「しまもと環境・未来ネット」ですが、島本町の環境基本計画推進活動に位置づけられた取り組みです。

講師は「水を守りに、森へ」などの著書で有名な山田健氏。「サントリー天然水の森」の仕掛け人といわれ、サントリーホールディングス株式会社のエコ戦略部・水科学研究所チーフスペシャリストを務めておられる方でした。

天王山周辺は、かつて里山として利用されてきた長い歴史がありながら、近年、経済的効果を理由にして放置され、地権者の高齢化により人の手による適正な手入れ、いわゆる森林整備ができなくなっています。

森林の水源涵養機能と生物多様性を守る上で重要な役割を果たす「林床の植生」が失われたり、衰退していたり、単調化していることが大きな問題点で、増えすぎた鹿による過度な採食が問題を深刻にしていることがよく理解できた講演でした。


学びの成果を活かして「天王山周辺森林整備推進協議会」、水を育む力と生物多様性に満ちた森づくりの推進、サントリーホールディングス株式会社、大阪府、島本町の三者でむすんだ森林整備協定「天然水の森おおさか島本」(30年)ついて問います。

また、超長期的視野で取り組むために欠かせないのが次世代の育成。森と水の関係を理解し、森林整備と地下水涵養に関心をもつ次世代の育成「どんぐりの森」について、都市創造部・教育子ども部との連携、双方の課題について質問します。

児童生徒が地域の自然を肌で知る環境教育を行うことは、島本環境基本計画の推進に欠かせない視点です。地域のDNAを活かす視点が欠かせないと講師の山田さんはおっしゃっていました。果たして島本町の現状はどうか、確認します。

利休が茶室を構えたのも、鳥井信治郎と竹鶴政孝がサントリー工場を立地したのも、ここに良質の水があったからです。茶道文化の聖地であり、ジャパニーズウイスキーの発祥地といえる山崎は、古来より交通の利便性と水質の良さで人を惹きつけてきました。

桂川、宇治川、木津川の3川が合流する幅約1kmの天王山、男山辺りは、京都盆地の地下水が流れ出る出口ともいわれています。ひと・まち・しぜんの三川合流「島本町環境基本計画」に基づき、地域に根差した本物の環境教育、「森」を知り「水」を守る環境教育の充実を求めていきます。


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大藪浄水場では現在
浄水池を新しくする工事を行っています

昨年からの2か年事業で総額3億2990万円を予定
地下水90%の水道水がまちの誇りです
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明日から2月の定例会です

2016年02月28日 | とだ*やすこの町政報告
明日から平成28年島本町議会2月定例会がはじまります。主に平成28年度予算編成について審議します。傍聴可能、途中入室、途中退席も可能です。議事進行に支障のない限り、お子さん連れでの傍聴も可能です。ぜひ町政に関心を寄せてください。


前半の本会議
いずれも役場庁舎3階 本会議室にて10:00~

2月29日(月)主に一般質問
3月1日(火) 教育委員会委員の任命同意・町道路線の認定ほか
3月2日(水) 一般会計など平成27年度の補正予算審議
3月4日(金) 平成28年度町長の施政方針ならびに予算等への大綱質疑

上記はあくまでも予定。島本町議会では通告した順番に質問に立ちますので、戸田の一般質問は初日(29日)の夕方になると予想しています(場合によっては3月1日の朝)。今回、会派人びとの新しい歩みの大綱質疑は、平野かおる議員が行います。

戸田の一般質問のテーマは
Ⅰ)水と緑と生物多様性を守るため ~持続可能な天王山周辺森林整備~
Ⅱ)バリアフリー基本構想・中期的課題の取り組みを確認します

議案を手にしたのが16日、一般質問の内容を通告したのが2月18日。今度こそ、はやめにお知らせしようと思っていたのに、日々ますます多忙で、とうとう前日になってしまいました。議事日程と各議員の一般質問については、島本町議会のHPをご覧ください。


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大藪浄水場から若山台方面を展望(2月25日)

平野かおる議員と上下水道を訪れ
議案内容について再度確認
工事現場を見学しました

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