とだ*やすこの「いまここ@島本」

暮らしの豊かさ最優先!
ひとが主役のまちづくり!

大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

育児への思いを語り合う

2013年07月08日 | やります!子ども・子育て・人びと支援
育児×まちづくりカフェ:JR山崎駅周辺、まちづくりワークショップ、はじまりました!

「託児なし、5回連続、15歳以下のお子さんがおられ、まちづくりに興味のある方対象」という厳しい条件でしたが、町内外からたくさんの方が参加者してくださいました。50代のシニアメンバーサポーターのオブザーバー参加(初回、特別に入っていただいた)を加えて概ね20名。さらに8月からの参加希望者もおられます。

長岡京市からは障がいをもつお子さんの保護者の方が参加されました。まちづくりを考えるとき、障がい者の方、心に病を患われている方の参画はとても大切です。基本的には大山崎、島本の方が、ご自分の住んでいる地域を考えるというワークショップですが、長岡京市に住まわれているからこそ見える大山崎・島本のこともあり、スタッフ一同、特に異論はなく、参加していただくこととしたものです。

この方はわたしと同じテーブルにつかれたのですが、障がいをもつお子さんを育ててこられ(今は高校生)、なおかつ子育てを終えられたからこその発言に、「深い!」と思いました。この深さにどのように向きあっていけばよいのか、想いもしていなかった展開です。

大山崎町からは、自宅を開放して子育て支援を行っておられる方の参加もありました。こらからこのワークショプが、どうなっていくのか、すべては参加者のみなさんが鍵を握っておられます。主役は、子育て世代、若い世代(40代までと考えている)です。

初回7月7日(日)のテーマは「育児の想いを語り合おう」
4つのグループに分かれ、「どんな子どもに育ってほしい?」「子育てで悩むこと、悩んだことはどんなこと?」想いを付箋に書きだして模造紙にはりつけました。とにかく数、量をめざし、思いつくままに「想い」を書き出し共有する。とにかく短時間で、わっと出し合う。この作業によって、知らない者どうし、互いの距離が少し近くなるのかもしれません。

若者のコミュニケーション能力が低下しているというけれど、もしかしたら、大人が、特に50代以上のわたしたち世代が多くを語りすぎて、若い方が自らを発信する=社会参画のチャンスを奪っているのではないか、大人が若者をみようとしていないのではないかという思いが、わたしには長くありました。彼ら、彼女らは、大人たちを避け、むしろ意図的に距離を置いているとも思えます。

年配の者を敬う資質をもっている若者ほど、場の雰囲気を察して黙ってしまう。そして実はそういう人こそ、実は語るべきものを熟成していると、学生との交流やFB(フェイスブック)を通じてわたしはこのことに気づくことができました。そのこともあって、対象者を20代、30代を中心にした子育て世代に絞った当ワークショップの企画が示されたとき、これだ!と思いました。

「過去のアンケートのよると、島本町に住み続けたい理由に、子育て環境の満足度をあげる方が少ない、よって島本町の課題といえます」と企画立案者の檀上さんはおっしゃいました。今では、大型集合住宅の建設や町営住宅跡地の大規模住宅開発、さらに増えている市街化区域の農地でのミニ開発で、若年層の人口と子どもの数が増えていますから、ますます重要な課題といえます。

わたしは、ここで、当事者の声をつなぎ、広げ、集約していくサポート役を担いたいと思います。実は、今日のわたしは周囲を心配させるほどテンション低かったのですが、はじまってしまえば講師の方が中心、育児まっただなかの参加者のみなさんが主役。よって極力控えめに、おとなしくしていたのでした。

なおかつ、6月の議会と同時進行で準備に奔走した疲れと寝不足、冷房での冷えが重なったのでしょうか。大気汚染PM2.5が影響しているかもしれません。ワークショップ終了後は、お世話になっている整体鍼灸の先生のところにSOSで駆け込みました。次は後半議会の準備が待っています。


画像は、ユーモア造形作家の江口宏さんの作品
インターナショナル福助
ちがいを認めあうことによる招福ですね
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする