徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

23年ぶり?の景色-2

2014-11-26 08:40:36 | 建築つれづれ…
 エレベータで3階に上がる。3階には慣れ親しんだ研究室がある。研究室の前の廊下には模型が飾られてあった。その中に…何と私が4年生のときに、研究室でコンペに参加したときの提案模型を発見。

 

 もう壊れかけの模型だが技師の方(研究室の主)に聞くと、N先生はどうしてもこの模型を捨てられないようだと。研究室でコンペに参加するようになったのは、このときが始めて。だから思い入れがあるのだろう。

 N先生は会議があって不在。変わりにI先生に研究室や学部内を案内してもらう。

 研究室のレイアウトや家具什器は変わっていたが、研究室の臭いは25年前と一切変わりなかった。学部のエントランス付近は以前より大分洗練された設えに様変わりしているが、研究室同様根本的なところは変わってはいない。

 


 N先生設計の同窓会館も見たが、学生が居てナンボの大学、もっと学生たちに開放してもいいのではと思った。公共建築の悪いところで、偉い大人たちは自分の領域を守りたいようで、自分のフィールドを外部者(学生、来学者、OB等)に犯されたくないようだ。とても残念。

 

 研究室に戻ると2年生が待っていた。今年の夏休みに私の設計した住宅の模型を作成してくれた面々だ。模型を眺めながら二言三言後輩たちにコメントをし、記念撮影をパチリ。将来、この中から大志を抱いて建築家になるものが出て来てくれると嬉しい。

 

 そしてお昼時、I先生とT技師と共にランチを食べに行くのであった。
コメント
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