徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

ペットと共存するイエ現場日記 140227

2014-02-28 08:29:04 | 今日の現場
 2月から大工さんも2人体制となり、木造作工事が大詰め状態のペットと共存するイエ。

    

 屋根には薪ストーブのフラッシングが取り付けられた。年明けに薪ストーブメーカーやその道に詳しい方との打合せを重ね、ようやく取り付けられた。フラッシングが取り付いたことで、屋根の板金工事も完了。現場内には薪ストーブの本体も搬入済。

 そして本日の打合せのメインは…、薪ストーブ周りのタイルの選定である。打合せ中に届いたタイルサンプルを現場内に並べて確認。無骨なイメージの赤レンガの色より、私の狙いは白を基調とした上品な内装。床タイル、壁タイルとも、白っぽいものをクライアントが選び即決。

 ストーブ、煙突周りの壁は全て白の割肌タイル。うん、上品な感じになりそうだ。1枚1枚張るので手間がかかりそうだが、そこは左官屋さんにひと汗もふた汗もかいてもらいましょう。今から白の壁に映える黒いストーブが待ち遠しい…。
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幼少時のお付き合いが再び

2014-02-26 08:28:03 | 建築つれづれ…
 昨年、「オチノメのイエ」をやらせて頂いた。このクライアントを紹介してくれたのは小学校~中学時代の同級生だった。クライアントと彼は従兄弟。そんな縁があって「オチノメのイエ」は実現したのだ。

 同級生と十数年ぶりに会ったのが2年前のお盆。大いに昔話に盛り上がったとともに、オチノメのクライアントを紹介してくれたのだ。そして今、そのご縁もあってその同級生の実家の新築を設計している私。

 彼の実家はお兄さんが守っていて、お母さんと元気に暮らしている。実家にはよく遊びに行ったものだ。茶の間、台所、彼とお兄さんの部屋…、私の幼い時の記憶そのままである。お母さんの笑顔も、30年分の歳は取ったものの昔と何ら変わりはない。

 私の頭の中にあるアルバムの1ページに、間違いなく大きく刷り込まれている彼の実家。その実家の新築を私が手がける意味は大きい。クライアントはもとより、同級生の期待にも応えねばならない。いやそれ以上のものを…。

 阿吽の呼吸だった彼と私。お兄さん、奥さん、子供たち、そしてお母さんとも阿吽の呼吸で、このストーリーを組み立てていかねばならない。ストーリーのプロローグはもう終焉し本章に入っている。このストーリーがエピローグを迎えるのは、青々となった葉が赤に変わり落葉する頃。次の正月には、同級生の彼にもいい報告ができることだろう。
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第27回未来をのぞく住宅展

2014-02-24 08:46:04 | 建築つれづれ…
 ASJ秋田スタジオ主催「第27回未来をのぞく住宅展」に参加してきました。地元を離れてこのイベントに参加するのは今回初めて。ということで少々緊張していたが、それは取り越し苦労だった。

    

 参加建築家の中には、数度一緒になかった方々がいたし、ASJ秋田スタジオのスタッフの方々も親切にしていただいた。初めて会った建築家の方とも、思わぬところでつながっていたり…。言葉も気候風土も食べ物も酒田と遜色ない。冬道で車で2時間。十分に通える範囲だ。

 秋田のイベントはいつも来場者が多いと聞いていたが、今回は2日間で30数名の来場に留まった。そんな中でも、本気で建築家との家づくりに考えていた方が半分はいた。ご縁があって秋田まで足を運べることを願っている。

 ご来場くださった方々ありがとうございました。参加建築家、ASJ秋田スタジオ、ASJ本部の方々お世話になりました。

 
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秋田のイベントに参加

2014-02-19 08:22:03 | 建築つれづれ…
 今週末の22、23日にASJ秋田スタジオ主催の「第27回未来をのぞく住宅展」に参加します。今まで数回にわたり、地元庄内地方でのイベントには数回参加させていただきました。今回初めて山形県内を後にし秋田に足を延ばします。

 秋田は気候、風土、言葉が、私の地元酒田と似ていることもあり二つ返事で引き受けました。車で走れば1時間半。今は冬で雪道ですので、プラス1時間はみた方がいいのかもしれません。

 プライベートでは何回か訪れている秋田。子供の頃に母に連れられて行った隣接する象潟町(現にかほ市)。小学生の頃は修学旅行で行った寒風山。月日は流れそして今、イベントで再度訪れることとなった。

 先週末は東京で大雪に見舞われましたが、今回の秋田は穏やかな天気がお迎えしてくれることと思います。いい出会いがあることを祈願して秋田に向かいます。秋田の皆さん、よろしくお願いします。

 ~ASJ秋田スタジオ主催の「第27回未来をのぞく住宅展」の詳細はこちらから~
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馬場璋造さんに感謝する会

2014-02-17 09:08:05 | 建築つれづれ…
 先週の14日~16日まで久しぶりに上京した。目的は「馬場璋造さんに感謝する会」に出席するため。建築設計者であればほとんどの人が、馬場先生を知っているはずである。「新建築社」の編集長や、数々のコンペのコーディネーターなど、日本の建築を俯瞰してこられた方。残念ながら、馬場先生は昨年いっぱいで事務所をたたんだ。

 皆さん知っての通り、この週末は東京でも大雪となった。私は早めの移動が功を奏し都内に入ることができたが、パーティーの当日は雪の影響で欠席された方もかなり多かったようだ。 

    

 パーティー会場は、帝国ホテル。著名な建築家や大手設計事務所の社長などが招待されていて、私が出席していること自体大変恐縮するパーティーでありました。馬場先生は、数十年前から若手設計者を集めて2泊3日のセミナーを毎年開催されており、私も13年前に参加させてもらった縁で今回呼んで頂いた。

 東京時代の同僚にも会えたし、そして13年前に参加したセミナーの同期にも会えて近況報告等々交流を深めた。お互い13年前より貫禄がついたし歳も取った。しかし、一緒に仕事に汗を流したことや、お酒を酌み交わしながら建築議論をしたことはあの時も今回も一緒だった。

    

 久しぶりの東京で、久しぶりの顔に出会え、久しぶりにお互いの建築観を語り刺激を受けた。今度はいつ会えるかは誰も知らないが、お互い建築というフィールドで繋がっていることは何ら変わることはない。また会おう。

 馬場璋造先生、長い間建築界を導いていただきありがとうございました、お疲れ様でした。そして招待してくださった幹事・スタッフの方々大変お疲れ様でした。

コメント (1)
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