徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

夢を語って価値を創造しよう

2015-02-27 08:52:22 | 建築つれづれ…
 以前このブログで取り上げた、仕切り直しで再スタートを切ったプロジェクト。先日工事契約を交わした。

 契約当日は施工会社から、専務、常務、工事担当者3名が出席。ビックリしたことに、工事担当者はクライアントの幼馴染み。クライアントと顔を合わせると、お互いはにかみあって照れ笑い。終始、良い雰囲気で契約を交わした。

 

 私の査定金額を信じてくれたクライアントに感謝。その金額に頑張って見積を出してくれた施工業者にも感謝である。

 建築はクライアントと我々の思いで成り立つもの。そこに信頼関係が生まれる。私の査定した金額を一つの物差しとして信じてくれたのにも、そういう背景があるから。

 コスト有りきで、それに縛られすぎる設計ほどつまらないものはない。色々な可能性を閉ざすことになるからだ。もちろんコストは重要なファクターではあるが、それが全てではない。理想を求めて、可能性を追求して最後に予算調整というのが設計作法としては正しい。

 そんな過程を理解し、信頼していただけるクライアントとの共同作業はワクワクし楽しいものとなる。先日、とある方からこんなことを言われた。「家を創ることって、夢を語って良いんですね。夢語っちゃダメだと思ってました」。

 大いに語って下さい。いいんです、夢を語って。そこから価値の創造が始まる訳です。クライアントの価値と我々の価値を共有して建築は成り立つ。

 さて、話は戻って今回のプロジェクト。大いに夢を語る旅、価値を共有する旅を再び始めることにします。
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みんなで集え!

2015-02-25 08:43:31 | 今日のひとり言・雑談
 先日の山形新聞にも掲載されていた、Facebookをビジネスツールとして利用した地域連携勉強会「みんなで集えば文殊の知恵」。その勉強会が、先週酒田市で開催され初めて参加した。

 
 
 今回は酒田市のとがしスポーツ改め、とがしスポーツモンベルルーム酒田店での開催。このとがしスポーツモンベルルーム酒田店、以前の店構えからガラッと変わり、オシャレでスタイリッシュなイメージに大変身を遂げた。

 そんな中30数名が参加した「文殊」。知ってる面々も数名いて心強かった。勉強会の前にランチをしながら、参加メンバーが打ち解け合って行った。

 

 自己紹介が終わるとグループに分かれ、お互いのビジネスをコラボする企画を話し合う。グループのメンバーは皆初対面の方々。

 こういう勉強会に参加してくる面々、皆エネルギッシュで前向きな方々。こういう人たちと話をしていると、自分のハートも自然と盛り上がる。

 

 その盛り上がりに比例し、グループ討議はトントン拍子で進みグループ7名でコラボ企画を実行することに。

 建築家の私を始め、アロマセラピスト、農作物栽培・販売、英会話教室、ハンドメイド、整体士と畑は違うが、色んな畑をごっちゃ混ぜにして開催するコラボイベント。何のしがらみの無いこんな他業種交流…おもしろい。今からワクワクである。

 

 さてさて、どんなイベントになるか。ミッション遂行は4月12日(日)。COMING SOON!乞うご期待です。

 

 

 
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さあ、開幕まで1ヶ月。

2015-02-23 08:48:08 | 愛しき野球おバカ達
 息子が所属する硬式野球クラブ「酒田リトルシニア」。3月25日に開幕する、第21回日本リトルシニア全国選抜野球大会に出場する。もう開幕まで1ヶ月となった。

 昨年9、10月の東北大会を勝ち抜き、惜しくも決勝は青森山田シニアに敗れはしたものの準優勝。東北代表として全国大会出場権を得た。

 

 先日組合せも決まり、1回戦の相手は広島北シニア。

 

 関西の並みいる強豪を退けて勝ち上がってきたチーム、早々簡単な相手ではないだろう。しかし目標が決まり、連日の練習にも熱が入ってきたところだ。

 それは我々保護者も同様。皆、仕事のやり繰りをし、3月25日からの全国大会へと応援態勢も整ってきた。

 

 あと1ヶ月、来週からは土を求めて遠征が始まる。土の上での本格的な練習や試合をこなし全国大会へと仕上ていく訳だが、この時期一番怖いのはケガ。無理をさせず、万全な状態で全国大会へと臨んでもらいたい。

 親としてはただただ応援するのみ。頑張れ息子たちよ。
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タイブレーク制に思う

2015-02-20 08:59:14 | 愛しき野球おバカ達
 今年の高校野球春季地区予選でタイブレーク制度が導入される。高校球児の特に投手の肩肘のケガを考慮し、長い延長戦を避ける目的である。延長10回若しくは13回で走者を置いた場面から始め、早い決着を図るのだ。

 先日このタイブレーク制度に興味ある記事を読んだ。そもそも高校野球でやらないといけないのか、という疑問。

 投手に負担がかかるのは事実で、肩肘を壊し潰れて行く投手も少なくない。高校に入って野球をやる以前に、すでに肩肘に異常を持ってる子が4割いて高校野球のルールでケアしても遅いというのだ。

 同感。人間の骨格は成長期にほぼ決まる。小学校5、6年から中学にかけて肩肘を酷使してしまってはどうしようもない。

 

 確かに高校野球である程度のルールを決め、酷使を防ぐのはいいと思うが、その前の段階でも処理を高ずる必要がある。むしろそちらの方が重要。

 近年の子供のフィジカルは、私が野球をやってた頃に比べると圧倒的に弱い。しかし近年、小学校のチームが冬場でも試合を組み、年間150試合もこなすチームがあると聞く。骨格がまだ発育途中若しくは発達していない小学生がだ。

 小学生の指導者はケガについての知識を持ち、正しいフォームを理解し、練習内容の工夫、投球数の制限が必要になってくるのではないだろうか。

 プロ並の勝利至上主義で、一人の子供の野球人生を奪ってはいけない。昔の経験だけで指導する時代はもう過去の負の遺産だ。サッカーのように体系化した少年野球の指導が今必要なのではないか。
 
 
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初めての盃

2015-02-18 09:11:36 | 今日のひとり言・雑談
 待望の松尾和也氏の講演を聴き、余韻に浸りながら盃を酌み交わしたのは山形の恩人H氏。知り合って13年になるがこうして酒を酌み交わすのは何と初めて。

 

 この日聴いた講演の話に始まり、出会ったときのこと、再就職したときのこと、独立した当時の気持ち、そして今。色んな話に花が咲いた。

 考えてみると、東京時代以外、私のターニングポイントにはいつもH氏の足跡が残っている。同じ起業独立という経験者で、私の良き先輩でも有り、アドバイザーでもある。

 

 酒田にUターンし再就職活動をしてた頃、H氏から言われた2つの言葉を今でも忘れない。

 「自分の要望にあった求人がないからといって、安易に流されちゃダメだ。碇谷さんのやりたいことは何なの?求人は氷山の一角で、水面下にはたくさん眠ってるから。」

 「経営者というのは、能力のある人材がいたら、今の従業員を辞めさせても雇いたいと思うものだ。」

 この2つの言葉を掛けてもらったおかげで、脇道にそれそうになった弱い心を王道に戻してくれた。

 ビジネスの畑は違うが、お互い刺激を与え貰いながら歩いて行きたい方である。この日も、経営者の先輩としていいアドバイスを貰った。彼から貰うアドバイスは私にとっては金言と言ってもいい。

 これからターニングポイントに直面したとき、またアドバイスを貰いに来ることだろう。山形の恩人のところまで120km。そのときはこの距離が近く感じるようになっていることだろう。

 
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