徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

続・コロナ禍の地盤調査

2021-09-28 08:31:00 | 建築家と酒田・鶴岡・庄内地方に家を建てる
 先日の地盤調査。調査したその週末に報告書が届いた。

 酒田市内で「地盤補強不要」の結果をかなり出ているこの調査会社。

 その実績に期待をして今回調査を依頼したのだ。

 

 しかも地盤調査から2日後に正式な調査結果が送られて来て、解析、報告書の手際もよく調査報告書の提出も速い。

 今までの調査会社の中でも至れり尽くせりである。

 難点を強いて言えば、他社より調査費用が少々高いのだが、それでも地盤補強不要となれば安いものだ。

 そして一番重要な調査結果は…。

 調査の感じからして地盤補強不要ではと感じていたが、結果を見るとやはり不要との解析結果。

 基本設計時に概算を組んでいたが、その中に組み込んでいた地盤補強工事の項目とその費用が丸々要らなっくなった。

 その後のクライアントとの打合せで「地盤補強不要」の報告と調査報告書を提出すると、クライアントのホッとした表情が見受けられた。

 ウッドショックで木材が高騰している中、いい方向にことは進んでいる気がしてきた。

 巷の製材所の噂では、年末から年始にかけて木材も下がる傾向になりそうだとの話もあり、我々関係者は元よりクライアントにも追い風が吹いてきたか…。
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コロナ禍の地盤調査

2021-09-16 08:33:48 | 建築家と酒田・鶴岡・庄内地方に家を建てる
 コロナ禍でおうち時間が増え、家族の大切さや家族の在り方を考えさせられる昨今。

 そんな中、家を建てる決断をし私にオファーをしてくれたクライアントには感謝の気持ちしかない。

 今回そんなクライアントの住宅建設の為、地盤調査を行った。

 

 10年ほど前に法改正があり、住宅でも地盤調査をし軟弱地盤であれば地盤補強を行わなければならなくなった。

 今回依頼した調査会社は酒田市内で「地盤補強無し」の結果を多数出している会社。

 本敷地周辺でもほぼ補強無しの実績。

 調査に立ち会ったが、ロッド(鉄の棒)が中々地盤の中に入って行かない。

 平野が広がる酒田市は、田圃を宅地に開発した土地がほとんどで軟弱地盤が多い。

 以前立ち会った調査も、ロッドがスルスルと落ちていく光景を何度も見た。

 しかし今回は明らかに違う…。期待が持てるかも…。

 コロナ禍の影響で「ウッドショック」「スチールショック」が起きていて、家を建てるには逆風の状況下。

 しかし地盤補強無しとなれば好都合。その報告を期待しながら待っている…。 
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メンテナンス

2021-09-09 08:13:17 | 今日のひとり言・雑談
 今年の5月下旬、朝起きると左肩に突然の痛みが走った。

 以前もこのような痛みは数回発生していたが、今回は痛みの度合いが今までとは違う。

 

 首、肩凝ってるなぁというのが今まで。今回は激痛で左腕も上げられない。

 整骨院に行くと治療を受け、「これは五十肩ではないから。痛みの箇所が全然違うから。」と言われた。

 次の日、どうにもこうにも痛みが治まらず、逆に痛みや怠さでどうしようもない。たまらず整形外科に行くとこう言われた。

 頸椎ヘルニア…。

 注射を3か所打たれ湿布薬と飲み薬をもらい、「1週間しても痛みが和らがないようだったら大きい病院で精密検査を受けて欲しい。今の段階で手術はしません。」

 お医者さんの診察は以上であった…。患部を触りもせず問診のみ。しかも最初は看護師さんが問診し、その内容と私の状態を見ての「頸椎ヘルニア」。

 人づてに効くと紹介された鍼治療に通い、並行しながら整骨院に通い、そしてマッサージにも通い筋肉を緩め続けてあれから3か月以上が経った。

 当初は仕事もままならず1週間ほど休んだが、今は100%ではないものの状態はいい。

 色んな人に職業病だと言われながらも仕事をしないわけにもいかない…。

 人生も既に中盤、いや終盤に片足突っ込んでいる歳。色んな部位に支障が出てきていることも事実で、身体のメンテナンスが必要な歳になった。

 身体をケアしながら、仕事と向き合うことになりそうだ…。
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オンラインでAOアドバイス

2021-09-01 08:31:21 | 建築つれづれ…
 お盆前の8月上旬、久しぶりの後輩から電話が入った。

 彼は高校の教師をしている。大学入試の旧AO入試で、建築学科を受験する生徒に建築の専門家という立場からアドバイスをして欲しいと言う。

 勿論、快く引き受けた。

 

 お盆明け、受験する生徒の志望理由、大学で学びたいこと、将来就きたい職業等の資料などが送られてきた。

 その内容に目を通し赤ペンを走らせる。

 本来なら、依頼してきた後輩の高校教師と生徒と担当の先生で当事務所にて面談する予定であったが、近頃のコロナ感染者の急増を鑑みオンラインでの面談となった。

 私の添削した志望理由等の内容に従って面談は始まった。

 一見おとなしそうな受験生も、進行役の先生(後輩)から色々質問を振られる毎に少しづつ口が軽やかになって行く。

 彼の志望理由の内容、建築設計の専門分野、その分野ごとの役割、将来就く職種のイメージ等々をキャッチボールしていく。

 文章だけでは伝わらなかった質問事項も、面談の中で生徒から再度質問内容の説明を受け質問意図が伝わり回答する私。

 私もどんどん饒舌になっていく。それにつられ後輩である教師もどんどん饒舌になっていくのがわかる。 

 1時間ほどのオンライン面談であったが、受験生の彼は理解してくれたであろうか。いいアドバイスができたであろうか。

 彼の志望理由には確固たる核があった。「その核の内容をどんどん書いて、話して武器にした方が良いよ。」

 最後にそんなアドバイスをしてオンライン面接は終わった。

 少年よ大志を抱け。彼の吉報を寝ながら待つことにする…。
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