徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

建築家との家づくりセミナー120325

2012-03-26 08:34:03 | 建築つれづれ…
 昨日の25日(日)、酒田市あきほ町のTOTOショールームをお借りして、「建築家との家づくりセミナー」を開催しました。2組参加予定でしたが、当日は急遽1組だけでの開催。あいにくの雪模様にもかかわらず、駆けつけてくれた1組の方に感謝申し上げます

 今回のテーマは、「住宅ローンとライフプランニング」、「建築家と暮らしをデザインする」の2つ。前半は資金計画の話、後半は実際の家づくりの進め方等の話と実例紹介

   

 参加が1組ということで、個人的な事情・状況の具体的な突っ込んだ質疑応答となり、いいコミュニケーションが取れました。参加されたご夫婦の印象は、奥さんがかなり家づくりに対して勉強している感じでした。

 話をしていて、ドンドン質問がくると私自身も熱が自然と入る。参加したご夫婦の頭の中には、ハウスメーカーか工務店という選択肢しかなかった様子。建築家という選択肢もあるのだということを理解してもらい、ご夫婦も参加して大変意義があったと満足して帰路に着きました

 実はこのご夫婦、先日引渡をしたお客さんからのご紹介。こうやってドンドン輪が広がるって嬉しいですね。御縁があることを祈っております。御参加ありがとうございました


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ひとつのものを創り上げるためには…

2012-03-23 08:44:03 | 建築つれづれ…
 建築ってつくづく雑学だなあと感じます。大学の建築学科の受験科目はコテコテの理数系です。それは多分、構造力学や構造計算、空調負荷の計算等々が係わるから。確かに、これらは難しい計算式から答えを導き出すので、数学や理科に似てる。

 しかし、設計作業の一番メインとなるの分野が「意匠」といわれる分野。「建築意匠」をWikipediaで調べると…
~建築物の形状・材質を、主として芸術的観点から決定していく分野であり、構造・設備などにおいて求められる機能を考慮した上で、全体の構成・形状の方針決定を主導し、建築物が社会や施主から求められた美観と機能を兼ね備えるべく設計を行う。~とある。

 私もこの意匠が本来の専門分野。全体の構成・形状の方針決定を主導し、…施主から求められた…とある。意匠担当は構造、電気設備、空調設備、給排水設備と、建築設計の他分野の内容を理解しなければ建築全体とまとめることはできない。

 また、施主からの要望に応えるためには、施主のことを理解しなければならない。それは施主の性格から仕事までを理解すること。となれば、施主の勤めてる会社の理念、趣味等までも理解しなければいけないのだ

 ひとつのものを創り上げるためには、様々なファクターを通して、総合的に判断する能力が求められる。その為には専門の知識は奥深く必要なのは言うまでも無く、色んな知識を広く浅くでいいから持っておかないといけない

 建築って、つくづく雑学なんです…

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家づくりのきっかけは一人の建築家との出会いから…

2012-03-22 09:04:03 | 建築つれづれ…
 「いつかは家を建てるんだろうなぁ…」と漠然と思い描いていた家づくり。そんな自分の気持ちを推し進めたのは、ある一人の建築家との出会いから…。

 そんなKさんの背中をそっと押してくれたのが、軽い気持ちで参加したI・N設計スタジオの「建築家との家づくりセミナー」だった。私とKさんが会ったのは1年半前。家を建てたいが、誰に相談したらいいのか分からず、軽い気持ちでセミナーに参加してくれた。

 Kさんのセミナーの感想欄にはこう書いてあった。

~ハウスメーカーの展示場を数回見て回ったが、納得できない部分や疑問に思うことがありました。他の選択肢も知りたいとも思っていました。今回セミナーに参加してみて、設計という作業の内容をさらに知ることができ、大変役に立ちました。後日、色々と相談させて下さい。~

 そしてこの春、Kさんの夢のあるイエがついに完成した。設計から工事完成までの打合せの数は20数回にも及んだ。相談を受けてから1年半。1回目のプレゼンから1年。長くて短かった家づくりが今実現した。

 今週の25日(日)に酒田市あきほ町のTOTOショールームで「建築家との家づくりセミナー」を開催します。家づくりのきっかけは、一人の建築家との出会いから…。

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弾ける、父母達。。。

2012-03-21 08:38:03 | PTA・地域活動
 去る3月18日に息子Kが通う小学校の卒業式が行われた。息子Kの卒業は来年だが、子ども会の会長をしている立場上来賓として出席した。中学の制服に身を包み、きりっとした姿。少々大人びた子供たちの顔、顔…。みんな大きくなったものだと、人の子ながら感動

 卒業式が終わると、送る会が始まる。先生たちの歌が披露されている最中に、6年生の担任の先生がメッセージを贈る。その言葉に、私も少々もらい泣き…。来年はもらう立場で無く、あげる立場の涙になってしまうのか…。

 夕方からは祝賀会に御呼ばれ。祝賀会の楽しみはもちろん父母達の余興に尽きる。乾杯をして、程よく場が和んでくるといよいよ満を持して余興の開演である…

 まずは、母達のAKB。総勢48名位の母達が、娘の制服に身にまとい歌って踊る。いつもは恥じらっている淑女たちの弾けた姿に会場は大いに盛り上がる

 G先生とK氏のギター演奏が続き、そして親父たちの出番。会場に入場してきた親父たちは、ヅラに女装の面々。BGMがスタートすると、たちまち少女時代を踊りだす。AKBよりもこの親父少女時代の方が受けに受けた

 アンコールの響きが鳴りやまず、再度BGMがスタート。すると、もうヅラなんていらないとばかりに、センターのY氏がヅラを会場に投げ入れた。実はY氏はスキンヘッド。ヅラを取ったその姿に、これ以上のない大喝采とスタンディングオベーション

 最後は親父バンドが登場し、懐かしのレパートリーを2曲披露。この日のために、去年の秋から親父バンドを結成し練習に励んで来たとか…。

 来年は我々の番。相当のプレッシャーがかかったな…。宴は際限なく2次会、3次会と続いていったのであった…。

 追伸:余興の写真は、公衆の面前に披露できる内容ではありません。御了承下さい…

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何とか…助っ人で

2012-03-16 08:48:03 | 建築つれづれ…
 先日、「タカハタのイエ」の完成内観写真を撮って来た。常日頃、私の作品を取ってもらっているカメラマンのK氏が残念ながら今回は来れない…。というのも、指をけがして今回の撮影はNGとなった。そこで、K氏が交流のある他のカメラマンに助っ人を依頼してくれた

 その人はS氏。高畠行きの車中は、お互いの自己紹介のような感じだった。その会話の中で、S氏の住まいは、昔私が住んでいた近所の駄菓子屋さんであることが発覚。子供の頃、幾度となく駄菓子を買いに行ったものだ…、何て狭い世界だ…

 現場について最初のカットを撮るまでに1時間ぐらいかかっただろうか…。S氏は建築写真よりも自然写真が得意分野。今回は私が主導になってアングルを決めたため、お互いに勝手がつかめず時間がかかった。

 しかし、数カット撮るとそこはカメラマン、次から次へとカット割りを提案してくる。この辺はさすがに餅屋は餅屋。そのS氏の撮影ぶりに私自身も乗ってしまったのか、カット数がいつもよりみるみるうちに増えていった

 今回は、K氏に撮ってもらえないアクシデントがあったが、S氏との新しい出会いがあった。いつもは一人で行く高畠だったが、今回はS氏との二人旅。楽しい高畠行きだった…


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