徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

続・追悼・燃える闘魂と長女

2022-10-19 08:32:23 | 今日のひとり言・雑談
 何とか猪木の引退試合から病院に駆けつけ、長女誕生に間に合った私。

 

 当時勤めていた会社の同僚や先輩方々には、アントニオ猪木の引退試合の日に生まれた子としてかなりいじられた。

 いじられるのは嫌いじゃない。笑 この話には続きがある。

 長女が大きくなると妻はことあるごとに、「あなたが生まれた日に、父さんは猪木の引退試合を見に行っていたんだよ。」と言う。

 家庭内で自分の立場が追いつめられると、形勢を逆転する為に妻はこの言葉を切り出す。蜂の一刺し…。

 娘が妻に加担し、私は一気に徳俵に押し込まれるのだ。

 そんな娘が大学生の時、ファンのアイドルがパーソナリティを務めるラジオ番組にこの内容を投稿した。

 するとそのラジオ番組でこの話が読まれたのだ。

 娘は喜び勇んでそのラジオの音声データをLINEで送ってきた。

 すると娘は話を盛って書いていて、私が娘の出産に間に合わなかったと記していた。

 オイオイ!俺は間に合ったんだよ~!

 すると娘が、「間に合ったって書いたら、読まれなかったと思うよ。」

 そうか…、読まれたからまあ良しとしよう…。我が気持ちを納めたのだった…。

 先日、猪木が亡くなった時、娘にあの「道」という言葉をLINEで送った。

 「私の誕生は猪木なしでは語れないからね。猪木の言葉大事にします。」これが娘からの返事だった。
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追悼・燃える闘魂と長女

2022-10-13 08:43:51 | 今日のひとり言・雑談
 突然の訃報、アントニオ猪木死去のニュースは日本中を駆け回った。

 私も猪木世代で、中学校の頃からプロレスを見て、猪木の戦いぶりを見て心が躍ったものである。

 1998年4月4日、アントニオ猪木引退試合が東京ドームで行われた。

 

 私はこの日の朝、身重の妻の許可を得て、当時の同僚数人と東京ドームにはせ参じた。

 東京ドームは割れんばかりの声援と熱気で包まれている。

 猪木のテーマ曲、炎のファイターINOKI BOM BA YEが流れる。颯爽と猪木が入場すると歓声で東京ドームの天井が揺れた。

 全ての観客が猪木に釘付けであった。

 ゴングが鳴り試合が始まった。試合はグランド・コブラツイストでドンフライを秒殺。

 東京ドームは最高潮に包まれ、私もその真っただ中にいてボルテージが上がっていた。

 その後の引退セレモニーであの言葉が発せられる。道。

 興奮冷めやらぬまま、同僚たちと夕食を取ろうとお店に入ると、携帯電話の着信履歴が…。留守電まで入っている。

 留守電を確認すると、義兄からの電話だった。

 内容は…産気づいた妻が病院へ向かったと…。

 同僚との試合後の反省会をキャンセルし電車に飛び乗り病院に向かう。。。

 「まだ予定日より1週間も早いから大丈夫だよ。猪木の引退試合行ってきなよ。」

 その言葉に甘え引退試合を見に行ったことを後悔した。

 子供の出産に間に合わないなんて…。生まれてくる子供にそのように言い訳をすればいいのだろう。

 まだ出て来るな、間に合ってくれ…。電車の中でそんな思いが頭の中を支配していた。

 駅を降り病院までは猛ダッシュ。夜間出入口から病院に入ると、そこには義母と義兄が。

 まだ産まれていない様子。全身から力が抜けた、間に合った…。

 1998年4月5日午前2時、我が家に元気な第一子の女の子が誕生。

 しかし間に合って良かった…。

 だから忘れないあの猪木の言葉。 

 この道はどうなるものか。
 危ぶむなかれ、危ぶめは道は無し。
 踏み出せばその一足が道となり、その一足が道となる。
 迷わず行けよ、行けばわかるさ。

 この言葉、胸に刻みながらこれからも歩んでいきます。合掌。
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SAKATANTOのビフォーアフター

2022-10-05 18:26:06 | 建築つれづれ…
 先日このブログで書いたSAKATANTO(サカタント)。

 9月2日にオープンしどんな状況になってるのか…。オープン後賑わってるという噂を聞き、9月末に潜入してきた。

 お昼前に到着。この日は小雨模様。

 オープン前と打って変わって、お客がすでに結構入っていた。

 

 

 オーナー会社の責任者に挨拶をすると、この日は小雨模様だったので客の出足は少し落ち着いているという。

 早速、イカ料理を扱うお店でイカとローストビーフの丼物を購入。

 相方は全国区のTVでも紹介されたお店の2号店から海鮮丼をチョイス。

 空席を見つけゆっくりと箸を進めた。

 お客の出足は落ち着いていると聞いたものの、食事の最中に雨にもかかわらずどんどんお客が入ってくる。

 あっという間に客席はいっぱいとなった。

 知り合いの責任者は、隣の多目的スペースにも席を作りお客を誘導し始める。

 もう一人のオーナー会社の責任者に挨拶する為に、テナントブースを訪れ挨拶がてらドリンクを注文。

 繁盛してるねと声をかけると、ドリンクと共に飛び切りの笑顔が返ってきた。

 飲食業は3ケ月間お客の入りが絶えなければ問題なく運営が続けられると、ある人から聞いた。

 今月はオープン景気に沸きお客が殺到すると思うが、来月からの3か月間が頑張りどころか…。

 海鮮丼もイカとローストビーフの丼も中々の味だった。

 先ずはもう3か月間頑張って、今後の安定運営につなげてもらいたい。
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