徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

3つの庭を抱くイエ 現場日記 120228

2012-02-29 08:43:03 | 今日の現場
~3つの庭を抱くイエ 現場日記~ 2月28日(火)

 嵐のような1週間が過ぎた。正確には1週間半か…。この1週間半を劇的と言わなければ、何を劇的というのだろう…。この日、何とかお客さんの引越にこぎつけた

    

 この日は朝から、電気、設備の試運転・調整や取付が残っていたものを取り付ける。最後に建具屋さんが障子や木製建具を設置。これが9時半ぐらいに終わる。この後、サポートセンターの完了検査。検査は無事に10分で終了

 そうするうちに、引越屋さんの車が到着。電気、設備の試運転・調整はいまだに続いている…。外では最後の最後、大工さんが土間収納の棚を設置してる。現場内には、職人さん、引越屋さん、施工業者の社長、私、お客さんと大渋滞

 私もいつのまにか、お客さんに変わって引越荷物の置場の指示をしている始末。午後に入ってからは、新規のベッドを運んできた運送屋さんも合流。引越屋さんへの指示もそこそこに、3時頃からは設備機器の取扱説明を奥さんに行う。もう、何が何だか分からなくなってきた…

 これって、滑り込みセーフ、アウト。間に合ってはいないけど、何とか間に合った…。うーん、よく分からない表現だけど…。こんな1日って、皆さん経験ある。私も初めてです…


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皆、いい親父になっていた-2

2012-02-28 08:43:03 | 建築つれづれ…
 乾杯の発声でみんなはじけた…。私は料理にもほとんど手を付けず、懐かしい先生、先輩、後輩との会話に盛り上がっっていた。金曜日の夜ということもあって、仕事を終えてから駆け付ける面々も多数

 新潟といっても、東京から新幹線で2時間もかければ到着する。会場は駅ビルの中だから、アクセスにはちょうど良い。7時を過ぎたぐらいから、東京方面や逆に新潟市内で仕事を終えた人達が到着する

 遅れて到着する先輩方々に挨拶回り。お酒の勢いと数十年ぶりの再会で話が大いに盛り上がる。東京時代の事務所の先輩でもあるH先輩が、途中から駆け付けお互いの近況報告

 昨年、とある仕事で東京時代の事務所とコラボした。仕事ととして実現はしなかったものの、楽しい数カ月だったし、久しぶりの感覚を思い出したことは言うまでも無い

 しかしその反面、一部物足りなかった心情があったことを吐露。H先輩もお互いに問題点は分かっているんだけど、改善するためには色んな障害があることも再認識。なかなか難しい組織論の議論なのかもしれない…

 一次会がお開きになったところで、同期のKさんとIさんの女性陣が合流。二次会会場が華やかになったのは言うまでも無い。彼女たちとも20年ぶりぐらい。華やかになった二次会もあっという間に終わり、先輩諸氏と同期で三次会へと流れた…。ここでも時間を忘れ、気が付けば2時

 N先生、受付嬢Tさん、諸先輩方、同期の面々、ありがとう。楽しい夜を過ごさせてもらいました。今年来れなかった面々を含めて、また来年新潟のこの地で会いましょう。その時にはまた建築談義で盛り上がりましょう

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皆、いい親父になっていた-1

2012-02-27 08:51:03 | 建築つれづれ…
 20年ぶりの新潟だった。研究室のOB会をやるという、突然の連絡が来たのは昨年末だった。大学を卒業して20年ほど新潟からは遠ざかっていた。久しぶりに、N先生と同期の面々の顔を見に行ってくるか…、ぐらいのノリでOB会に出席した

 車で3時間弱の行程でホテルにつくと、同期に到着メールをした。そうすると、同期のHはすでに会場にいると返信が来た。早速、タクシーを飛ばして会場へ向かう。20年ぶりの新潟の街は、変わっていて少々戸惑っている自分がいた

 会場につくと、いるはいるは研究室のOBの面々が…。受付をしていると、声を最初に掛けて来てくれたのが、研究室の受付嬢、といっても私より年上のTさん。今でも研究室の受付嬢をしている。20年前は、いいママだったが、今は肝っ玉母さんになっていてビックリ

 同期のHが見つからない…。ともすると、2級下の面々から声を掛けられ懐かしい顔にホッとする。その中に、同期のHT氏とMもいた。これまた懐かしい。しかし、いまだHの姿は見えず…。やっと見つけたHは、学生の時より相当痩せていた。H自身「苦労してるんだよ」と言っていたが、そんな風に見せないところがHらしい。Hは場を盛り上げていた

 N先生を見つけ挨拶に。この中で一番変わっていないのはN先生だった。私が学生の頃、N先生は30代半ば。先生と言うよりも、ちょっと建築マニアの先輩に毛が生えたぐらいの感覚だった。今は、大先生らしい…。でも、私にとってのN先生は昔と変わらない。20年前と同じ感覚で話をしていた

 生意気だった学生時代。よく先生に文句言ってたな…。先生に付き合って、卓球やゴルフの打放にも行ったな…。先生は全然変わっていない、着てるセーターも、はいているチノパンも20年前と全く同じだ。そのスタイルがみょーに懐かしかった。20年経っても、スタイルもスタンスも変わっていない

 同期のT氏も駆け込みで会場に到着した。場は乾杯へと移っていった…
 
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3つの庭を抱くイエ 現場日記 120223

2012-02-24 08:29:03 | 今日の現場
~3つの庭を抱くイエ 現場日記~ 2月23日(木)

 もう2月も残すところ1週間を切りました。2月28日にはお客さんの引越が予定されている。外部足場も外れ、工事はここ最近夜中まで行われ、何とか引越までのスケジュールに間に合わすべく頑張ってる。職人の皆さん、お疲れ様

   

 先週から今週にかけて、劇的に作業進捗状況が変わった。クロス屋さんが入り、塗装屋さん、左官屋さん、設備屋さん、電気屋さん…、現場はもう足の踏み場がないくらいの大渋滞

 大工工事が終わったところから、塗装、クロス張り、電気工事等々、追っかけ作業が続いている。もちろん、まだ大工さんも作業継続中。この日はシステムキッチンも組み立てられている。

   

 もう時間がない。徹夜でも何でもいいから、引越のスケジュールに間に合わせてくれぇ~。手直しは、後でゆっくりやらせてもらうので…

   

 
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タカハタのイエ 現場日記 120219

2012-02-22 08:35:03 | 今日の現場
~タカハタのイエ 現場日記~ 2月19日(日)

 いよいよ大詰めを迎えている「タカハタのイエ」。約2週間ぶりに現場に行ってみると、久しぶりに見たせいか画期的に工事が進んでいるように感じる。それは気のせいか…

 キッチンには、システムキッチンと収納キャビネットが設置され、奥様の家事スペースも机、収納棚が既に配置されてある。この1段床が上がっている奥様の家事スペースが、秘密基地風ですごく居心地がよさそう。意図した通り、大正解である

    

 2階の旦那さんの書斎スペースも、私が無理を言ってリビングの吹抜けとの間にガラスを入れ、視覚的なつながりを持たせた。これも、大正解

    

 2階のホールに立つと、リビング、ダイニング、中庭と吹抜やガラス、サッシを介して空間的につながっている。実にこの家は、個室という概念の少ないイエになっている。この2階ホールもまた居心地がよさそうだ

 引越は3月末の予定。まだ時間はたくさんあります。職人の方々、しっかりと丁寧な仕事をして下さい。よろしくお願いします


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