徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

庭が連なる平屋現場日記210310~照明点灯チェック

2021-03-25 08:21:44 | 建築家と酒田・鶴岡・庄内地方に家を建てる
 引き渡しまで1か月を残すのみとなった庭が連なる平屋。

 工事は佳境を迎え、各種仕上工事、ユニット工事等が所狭しと作業を行っている。

 この日はクライアントと一緒に照明点灯チェック。特に施主支給品となっていた、ペンダント照明を中心に照明の確認作業である。

 

 工事が進んで、よりこの住宅で過ごすイメージが湧いたクライアント。

 照明点灯の確認よりも、もうすぐここで暮らすんだという気持ちを抑えらず各所を見て回る。興奮が抑えられない様子である。

 一通り各所を見回ったところで、この日の本題である照明確認に入った。

 何か違う…。違和感を感じていたのは私だけでなくクライアントもそうだった。

 しかしながらその違和感の原因がわからない…。

 ダイニングのペンダント照明の高さをチェックしながら、ああでもない、こうでもないと議論。

 

 一応ペンダント照明の高さを決め、他の部屋の同じタイプのペンダント照明を調整していた時だった。

 電気工事屋さんが、施主支給品のペンダント照明の取扱説明書を持ってきた。

 その内容を確認したところ…、照明の組み立て方が間違っていたことを発見。

 ということは…先程のダイニング照明も同じ間違いをしていたことが判明…。

 感じていた違和感はこれだった!

 私、クライアント、施工者も何となく違う…と思っていたことの原因がわかり、胸のつかえがとれた…。

 再度照明を組み立て直し一件落着。やっぱこうだよね~と一同から声が漏れた…笑

 さて、引き渡しまで1か月余り。クライアントと知り合ってから2年余り、本格的に設計を開始して1年半。

 クライアントともう打合せすることもなくなるのかと思う、一抹の寂しい思いが込み上げてくる…。
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厄年…

2021-03-19 08:23:54 | 今日のひとり言・雑談
 3年前、やる事成す事が全くかみ合わないことが続いた。

 色んな人にその時勧められたのがお祓い。とある住職にお祓いをしてもらい話を聞くと、数えの51歳は厄年なのだそうだ…。

 

 男性の厄年で有名なのは、25歳、42歳、60歳。女性が19歳、33歳、61歳。

 その年でもない51歳で…と思ったが、住職に言わせると51歳もあまり知られていないが厄年なんだそうだ。

 その時55歳も厄年だと聞いた…。そして今年、数え歳で55歳を迎える私。

 55の厄年が頭から離れず、気になっていたので節分を過ぎた頃厄払いをお願いした。

 コロナ禍で密にならないよう配慮しながら、それは厳粛に行われた。

 終わってからお札と共にありがたいお話を住職から頂く。

 主に仕事面で相談に乗ってい頂いたが、55歳は八方塞がりの厄年…、そんな言葉を新たに耳にし少々戸惑った。

 しかしながら、厄払いしたのでひとまず安心して良いと…。

 数え歳55歳の厄年、八方塞がりの歳…。
 
 昨年色んな出来事が我が身に起こった。

 それで色んな厄を落としたと捉え、常に前を向いて頑張ろう…。
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フーデライト庄内増築工事現場日記210302~内装工事

2021-03-11 08:22:41 | 建築家と酒田・鶴岡・庄内地方に家を建てる
 引渡しを今月に控えたフーデライト庄内増築工事。

 昨年はオーナーの自宅を設計監理させて頂き、今年はその自宅に事務所を増築。

 自宅と事務所、足掛け4年のこの案件もゴールが見えてきた。

 

 現場内の作業は、クロス屋さんが入っていよいよ仕上げの段階に入って来た。

 今回も昨年の自宅の時と同じクロス屋さん。社長はクライアントの知り合い。

 

 作業をしてるクロス屋さんの社長に一声かけると、昨年同様人当たりが良さそうな笑顔が返ってきた。

 外回りでは、設備工事屋さんがしきりに外回りの配管工事を行っている。

 工事は内装仕上と外回りを残すのみとなった。

 この日はクライアントと最後の打合せ。

 引渡しや引っ越しまでのスケジュールを確認し、最後に残っていたブラインドの仕様を決めて打合せ終了。

 今月半ばの引渡しに向けて、あとはひたすら作業を行ってもらうだけ。

 さて、エピローグはそうそこだ…。
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庭が連なる平屋現場日記210227~仕上工事、外構工事

2021-03-04 08:25:41 | 建築家と酒田・鶴岡・庄内地方に家を建てる
 4月上旬に引き渡しを控える庭が連なる平屋。工事は急ピッチで仕上工事や外構工事に入っている。

 

 内装の壁タイルや大谷石張も順調に進んでいる。

 

 クライアントとの打合せは、既に工事内容から引越しやオープンハウスの段取りに移行している。

 

 先週も打合せ後、クライアント、工事関係者で現場を見て回った。

 クライアントも日に日に進む工事を眺めながら、実際にこの家に入居するイメージが湧いてきてワクワク感が止まらないといった雰囲気。

 

 設計者としては、クライアントと打合せすることも、現場に足を運ぶこともなくなるかと思うと少し複雑な気持ちになる。

 いつも言うのだが、娘を嫁に出す心境…。実際の娘はまだ嫁に行ってないのでその心境はわからないが…笑

 3月中旬には一通りの工事が完了し、月末には検査WEEKとなる。

 現場で見るクライアントの笑顔が、今一番の喜びである。

 卒業の春にこの仕事も卒業を迎える…。
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