徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

酒田モシエノ大学に登壇

2019-02-28 09:03:19 | 建築つれづれ…
 先週21日木曜日、酒田モシエノ大学に登壇しました。スタッフの方からお声が掛かったのが1月中旬。

 4年前に始まったこのトークイベント。以前に何度も観覧に訪れ興味があったイベントである。

 

 自分が歩んできた経験が、他の人の参考になるならばと快諾した。

 リハーサルで司会の方の質問事項に併せて自分なりの考えや経験を話して行く。

 一通りリハーサルが終わると、私が話しすぎたのか、司会の方の参考資料のスライドが多かったのか予定時間をかなりオーバーすることが判明。

 その場でスライドの数を減らし、話の内容を2つのターニングポイントに集中することで本番に臨む。

 

 本番になると司会の方に盛り上げられ、リハーサルでは話さなかったことも、突然どんどん口から出てくる。

 話に前のめりになり、熱く、ヒートアップする自分が存在していたことが私自身でも分かる。

 

 トークが終了した時点で予定の1時間を少々オーバーしたが、まずまずの時間で納まった。

 その後の質疑応答も3問質疑が上がり、自分なりの考えを語った。

 知り合いの方が数名観覧してくれたが、終わってから「面白かったよ」「話に引き込まれていったよ」という言葉をかけて頂き充実した時間を過ごさせてもらった。

 自分の歩んできた道が、他人の歩む道の参考になるなら、今後いくらでも話したいと思っている。特に若いこれからの人には。

 

 

 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

目標達成の為に掲げた具体的行動を実践

2019-02-26 08:31:03 | 建築つれづれ…
 昨年の夏にオープンウィンドウ64という手法で目標を掲げた。

 あのエンゼルスの大谷選手が、高校時代からやっていた目標達成の為の手法としても有名である。

 自分の目標を達成する為の必要な8つの要素の中に、「感性を磨く」という項目を書き、感性を磨く為に起こす具体的な行動の一つに「映画を見る」と記した。

 

 このシートを書いてから半年後の先日、ようやく映画を見に行こうと行動を起こす。

 

 池井戸潤氏の「7つの会議」。

 この手のサラリーマンの苦悩や組織の背景を描いた作品は大好きである。池井戸潤氏の作品に限らず…。

 7つの会議もキャスティングがすごい。TVでやっていた池井戸作品のキャストがズラリラインナップ。

 いよいよ上映開始、作品に前のめりに銀幕を食い入る私。

 約2時間の上映が終わる。

 何故か感動やらスッキリ感やらが自分の中に残っていない。エンディングが割りに読めてしまったせいだろう。

 妻にそのことを話したらこう切り替えされた。

 「その手の作品、見すぎなんじゃない?」

 そうかもしれない…。

 感性を磨く為に映画をみる。近いうちにまたここを訪れることにする。そのときは、この手のものじゃないものを見に行こう…。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仕事を取る為の仕事に集中した濃密な2週間

2019-02-19 08:34:49 | 建築家と酒田・鶴岡・庄内地方に家を建てる
 突然入ってきた提案ものの仕事。仕事を取る為の仕事。

 年末に始めてこの話をとあるところより相談された。色んな可能性を追い求め参加するか否か検討する。

 

 切迫したスケジュールで一番可能性のある手法が上手く遂行できないと判明したとき、断るという選択肢も脳裏をよぎった…。

 しかし、話を持ってきてくれた方々の参加したいという願い、その気持ちに応えたいという気持ち、自分にとってのチャンスであること…。

 ピンチはチャンス。腹をくくって参加表明したのが、案提出2週間前。。。

 それから引きこもりの冬眠生活で案を考え、提案書としてまとめ先日提出。

 その期間中、息子のアパート探しという予定が入っていたが、それは嫁と息子に任せこのチャンスをものにするためこの仕事に集中…。

 どんな案と戦うのか。見えない敵と戦うこの戦いは、何処までやるかの際限がない。

 めまぐるしい展開にイライラしたここ1週間。プレッシャーに押しつぶされそうになった2週間。

 あとは提出した提案の吉報を待つのみ…。信じてる、絶対信じてる、次のステージに行くことを。

 今、達成感と爽快感に浸っています。。。果報は寝て待て…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

再・建築家の流儀-6

2019-02-06 08:36:16 | 建築家との家づくりの流れ
 工事契約交わすと新築の場合地鎮祭を行う。

 地鎮祭が済むと建物の位置出しから工事がスタートし、基礎工事、木工事と進んで行く。

  

 工事中もクライアント(建て主)との打ち合わせは続く。工事の進捗状況や材料の発注に伴う決め事、クライアントからの設計内容にの変更要望等を打ち合わせて行く。

 変更内容を協議するとき、変更した場合の金額も併せて提示する。

 金額の提示をし了承を得てから変更工事を行うのが我々の流儀。変更金額の大小によってやるやらないの判断になるからだ。

 金額を提示せずにやって後からトラブルになることは避けるべき。クライアントへの情報開示と意思疎通は大切なファクターである。

 もちろん工事期間中に工事の内容が設計内容に合致しているかもチェックする。法的にOKか、クライアントの要望に合致しているか、そんな目でチェックしていく。

 このような作業を繰り返し家は完成する。工事に約5~6ヶ月。設計を始めてから1年越しのプロジェクト。

 ここで気になるのが設計料と言われるもの。世間の相場は工事費の10%と言われるが、私の場合は6~8%ぐらいが多い。

 工事費が少なければ設計料率はUPするし、工事費が大きければ設計料率は下る。設計料率が高いときは15~20%になるときも…。

 ここまで説明してきた我々建築家の役割、仕事ぶりをご理解いただけただろうか。家づくりの始まりは建築家との出会いから…。


 ~おわり~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする