雪の夜の出来事。。。

　官庁の仕事納めの28日、私も仕事を納めようかと、とある忘年会に出席した。1次会はカモ鍋をつつきながらの宴。程よく2次会へと…。

　2次会は10人ほどで酒田の繁華街のスナックへ。仕事の話やら、カラオケなどで盛り上がって、そろそろいい時間になっていた。そうすると、店に男性2人組が入って来た。お一人は、私達と一緒にいた方々と知り合いの様で入店してくるなり挨拶を交わしていた。もう一人は、若い体格のいい20代の男性だった。

　席はカウンターの2席が空いている。私の隣の2席だ。私の隣に若く体格のいい20代の男性が座った。話を聞けば、その体格のいい男性は…、オリックスバファローズの小林賢司投手。地元酒田出身の期待の選手である。

　野球おバカの私の血が騒いだ。隣に彼が座ったのも何かの縁。自己紹介して、一緒にお酒を酌み交わした。酒のつまみはもちろん野球の話。

　彼のピッチングは高校、大学時代に数回、生で見ている。立ち上がりが苦手で、制球に苦しむ印象があった。彼も同じことを言っていた。その当時の話や、プロでの生活、彼の近況等々野球の話題は尽きなかった。

　彼は来年の契約で、育成選手としての契約となってしまった。今年はけがが原因で満足に投げれなかったと言う。しかし、現在はけがも完治し、けがをする前よりも球速がアップしていると言う。

　そんな話をしている彼の眼は輝いていた。自信に充ち溢れていた。必ずや、支配下登録選手に上がって、1軍で活躍してもらいたいものだ。

　「キャンプで投げたところを見てくれれば、支配下登録は間違いなくしてもらえると思う」。そう力強く言った彼の視線の先には、1軍での活躍する自分の姿がかなりはっきりと見えていたに違いない。自信を持った若者の顔が忘れられない雪の夜の出来事だった…。

　皆さん、良いお年をお迎え下さい。

～店の照明の都合上、はっきり写ってなくてすいません。。。～

タクミ通りのイエ 現場日記 111226

～タクミ通りのイエ　現場日記～　12月26日（月）

　1月末に引渡予定の「タクミ通りのイエ」。残りわずか1カ月の工程。この日、ユニットバスの設置を行っていた。内部の壁天井のボードも張られてきた。内部工事はどんどん進んでいるのですが…、外部工事が少々遅れ気味。

　　　　

　雪の影響も多少あるんですが、どうにもこうにも職人の手配が上手くいかない。只今、酒田市内は公共施設工事がラッシュ状態で職人がパンク状態。
　
　この現場もそのあおりを受けているという訳…。酒田中の工事現場が混乱状態になっている…。公共工事の発注側も、バランスを考えて仕事を出してもらいたいものだ。自分で自分の首を絞めている状態に見える。

　しかしながら、工期は工期。そんなことも言ってられない、ポジティブにいきましょう。後1カ月、もう鞭が入った状態です、頑張りましょう。

3つの庭を抱くイエ 現場日記 111222

～3つの庭を抱くイエ　現場日記～　12月22日（木）

　この日の午前中に床の断熱の吹付が完了した。今回ここの現場では、発泡ウレタンを床、壁、屋根部分に吹付ける。今まで、発泡ウレタンというと、フロンガスを使って吹付けることが多かったため、環境に良くないとされてきた。しかし、今回の発泡ウレタンは水を使って発せさせた炭酸ガスで吹付ける新商品。もちろん環境に優しい。

　　　　

　現場で発砲したものを見て触ってみた。サンプルではすごく軽く感じていたのだが、思ったより重量感がありしっかりしている。もちろん、隙間にも隈なく充填される。しかも、透湿性が低いので水蒸気を通しづらく内部結露も抑制される。

　他の現場で紹介されたこの断熱材だが予想よりいいかも…。そして何より、前回紹介したセルローズファイバーよりも安価。この断熱材を使う機会が増えるかもしれない。

クリスマス寒波

　サンタクロースと一緒に寒波が来ました。酒田も多聞にもれず大雪。23日は風がかなり強かったものの、雪はほとんど無し。ニュースでは大寒波になると言ってたのに、はずれて大歓迎と思ってた矢先でした…。

　24日の午後からしんしんと降るは降るは…。1時間ほどで車の上に10cm程積もっているではないか。酒田は風が強いところなので、あまり積もらないのに今回は風が無く積もる積もる。1時間ほどで見る見るうち、我が家の庭に雪が20cmになっただろうか。

　今シーズン初めての雪かきは、娘Hのためだった。25日早朝から水泳の練習日で、娘Hをプールに送るため車に辿りつくまでに雪かきからスタート。プールに送る車の中でも、吹雪が我々を襲う。

　自宅に帰れば、これまた今シーズン初の除雪機がフル回転。もちろん操作はうちの親父。そろそろ落ち着いてほしいこの寒波…。

タクミ通りのイエ 現場日記 111220

～タクミ通りのイエ　現場日記～　12月20日（火）

　この日は断熱材の吹込みを行っていた。今回使用している断熱材はセルローズファイバーというしろもの。新聞残紙を再利用した天然木質繊維の断熱材。

　　　　

　断熱性能はもちろんのこと、防音、結露防止、防火、防虫（ダニ、シロアリ、ゴキブリ駆除）にも効果があり一石二鳥ならぬ、一石五鳥の効果。掃除機のホースのようなものを使い、床・壁・天井に吹き込んでいくので、隙間が発生しない。

　マット状のものや板状の断熱材だと、取り付ける大工さんの腕がかなり良くてもどうしても隙間ができる。このような吹込み、若しくは吹付けるタイプの断熱材は隙間が出ないので、断熱欠損が発生しづらく信頼感がある。欠点と言えば…、値段が高いということぐらいか…。

　この断熱で寒い冬も問題無し。