徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

何故あの人は転職を繰り返すか?

2020-09-30 08:43:39 | 今日のひとり言・雑談
 拝読している竹内謙礼氏のコラム。思わずタイトルに目を引かれそのまま読み入った。

 そのタイトルはズバリ「なぜ中途でポンコツな人材を採用してしまうのか?」

 

 中途採用の優秀そうなあの人が、実際にに仕事をしてみるとからっきし仕事ができないというケースが多々ある。

 こういう人の共通点は、転職の回数が多く、転職を繰り返せるので第一印象がよくて、相手に優秀だと思わせる交渉術が高い。

 だから、厳しい面接は思いのほかラクに突破できたりする。

 しかし、仕事はできない事実は変わらなく、結局すぐに本質がバレて、だんだん会社に居づらくなり短期間で他の会社に移る。

 よって、いつまで経っても腰を据えたスキルが身につかず、ポンコツ人間のまま歳月が過ぎる…。

 もうひとつの共通点は、「同じ業界で転職を繰り返している」ということ。

 同じ業界で仕事を転々とするということは、自分の能力には自信を持っているが、異業種に転職する度胸もなく取り扱いが難しい存在になってしまうケースが多い。

 しかしながら、3回も4回も同じ業界で転職を繰り返していると転職の回数がへんな自信に繋がり、新しい発想や考え方を容認できなくなる。

 そうなると「頭の固い人」という存在になって、社内でも面倒くさい扱いになってしまったりするのだそうだ。

 勿論、同じ業界で転職している優秀な人はたくさんいるので、転職する人すべてが当てはまるとは限らないこともお忘れなく。

 竹内氏は最後にこう結んでいます。

 転職してスキルアップしたければ、今の会社で実績を積んで「会社を止めないでくれ」と、社長に泣いて止められるぐらいの地位を築いてから転職するべき。

 または、まったく別の業界に飛び込んで、今持っているスキルに磨きをかけて、業界でナンバーワンになるぐらいの覚悟を持って転職したほうが、大成功を掴むチャンスに巡り会える。

 あなたの周りにも転職ばかりしていて、ヘッドハンテンングされたと自慢ばかりしている人、いませんか…。

 あっ、私も同じ業界で2回ほど転職しています…苦笑。
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庭が連なる平屋現場日記200912~地鎮祭

2020-09-17 08:19:58 | 今日の現場
 昨年秋より本格的に設計に取り掛かった庭が連なる平屋。

 約10か月の設計期間を経て、先日地鎮祭を執り行った。

 

 この10か月の間に、コロナ禍で打合せが中断したのが1か月程度。

 打合せを再開したのはオンライン打合せ。都合オンライン打合せは2~3回だったと記憶している。

 地鎮祭は建築工事が始まる前の神事で、土地を守る神様にその土地を使用する許しを請い、工事の安全を祈願する儀式。

 以前、仏式の地鎮祭を経験したが、今回は一般的な神式。

 

 クライアント側の出席者はご主人、奥様、一番上のお子様、そして奥様のお父様の4名。

 宮司さんのお言葉を頂いた上で地鎮祭は始まり、滞りなく執り行われた。

 工事の安全を無事祈願した後、クライアントと工事担当者で近隣に挨拶回り。

 これから約半年間、クライアントと二人三脚での家づくりが再度始まる。
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今まで経験したことのない…

2020-09-11 08:39:31 | 建築家と酒田・鶴岡・庄内地方に家を建てる
 今まで経験したことのない…というフレーズ、最近よく耳にしますよね。特に天気予報で。

 私も最近、今まで経験したこともないことを経験しました。業務の中で。

 

 建物を建てるときには、役所等に建築確認申請を提出し許可が下りないと工事を行うことができません。

 建築確認申請とは、建築基準法という法律があって、それに則って建物が設計してあるかチェックするシステムです。

 建築確認申請すると、必ずと言っていいほど指摘・是正事項が役所等からリストアップされます。

 その内容を是正して、許可が下りる。こんな流れになっています。

 今回提出した建築確認申請…。役所からの指摘・是正事項がほぼ無し。

 こんな経験、今まで経験したことがなかった…。少し感動しました。

 笑顔で役所に出向き、確認済証を頂いて来ました。

 明日、その案件は地鎮祭の予定です。笑顔で地鎮祭を迎えられそうです。
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庭が連なる平屋、もうすぐ着工。

2020-09-04 08:39:27 | 建築家と酒田・鶴岡・庄内地方に家を建てる
 庭が連なる平屋、もうすぐ着工。

 知り合いの紹介で、クライアントと初めてお会いしたのが昨年の2月。まずは土地探しからのスタートだった。

 

 5~6か所の候補が浮上して検討するも、なかなか条件に合致したこれだという土地が現れなかったり、現れても既に他の人が商談に入ってたりとすんなりいかなかった。

 そして最終的に決めたのが、土地探し当初から候補に挙がっていた市中心街の土地。

 本格的に設計提案に取り掛かったのは、昨年の10月と記憶している。

 それから約11ヶ月…。

 コロナ禍の中打合せを一時中断し、打合せの再開はオンラインで行い、ようやく今ここまでたどり着いた。

 クライアントの希望は、家を建てるまでの行程を、色々自分たちなりに考えながら苦労して家を建てたいこと。

 具体的な設計内容としては、庭が楽しめる平屋であることだった。

 設計が完了した現案は、5つの庭が点在するプランとなっているが、提案当初はもう2つ庭があり7つの庭が連なっていた。

 5つの庭が点在し各々の庭にコンセプトがある。

 これから工事に取り掛かるが、ここでも色々検討して苦労しながら夢のマイホームを実現させる。

 さて、この5つの庭に囲まれながらクライアント家族はどう暮らすのか。家族のストーリーが今ここから始まる。

 
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